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現物 3カ月物
アルミ 2,752.66 + 4.94 2,746.00 + 8.50
アルミ合金 2,509.00 0.00 2,509.00 0.00
銅 10,668.94 + 36.07 10,641.00 + 63.00
ニッケル 14,982.78 + 56.47 15,194.00 + 59.00
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アルミ3カ月物は小幅反発。2739.50ドルで小高く取引を開始。アジア時間は
アジア株高を受けた銅の堅調な値動きに追随して浮上。一時2760ドルの高値に達し
た。高値では転売が優勢となり、値を落としながらも欧州時間は2750ドル前後を保
った。米国時間帯に米中関係の悪化に対する警戒感から2732.50ドルまで下落し
たが、前日に大きく下落した後だけに売り警戒感が強く、買い戻されて2750ドル前
後の値位置を回復。僅かながらプラスサイドを維持して終了した。
銅3カ月物は反発。1万0595ドルで小反発して取引を開始した後は米連邦準備制
度理事会(FRB)のパウエル議長が量的引き締めの停止を示唆したうえ、中国当局に
よる政策期待が高まり、アジア株が堅調となったことから、地合いを引き締め、一時
1万0766ドルの高値まで浮上。これまでの上伸後で高値では転売が出て値位置を落
としながらも欧州の時間帯は1万0700ドルを前後する動きとなったが、米国の時間
帯には米中摩擦の激化に対する警戒感からニューヨークダウが値を落としたことに追随
して一段と値位置を落とし1万0600ドル台前半での高下となったが、前日に大きく
下落した後で買い戻しの動きも強く、プラスサイドを維持して取引を終えた。
ニッケル3カ月物は反発。前日帳入値と同値の1万5135ドルで開始。アジアの時
間帯はアジア株高や他非鉄貴金属に追随する買いが見られて浮上し1万5255ドルの
高値を記録した。高値から離れた後も欧州の時間帯を終えるまで1万5200ドルを支
持線とする高下となったが、米国の時間に1万5200ドルを割り込み1万5150〜
1万5200ドルのレンジでもちあい、この水準のまま引けた。
今日の材料
・15日のアジア太平洋株式市場は軒並み上昇。
・中国上海総合指数は46.98ポイント高の3912.21ポイント。
・欧州株はまちまち。仏CAC40が1.99%の上昇。英独株価指数は小幅安。
・ドルは下落。ドル円はニューヨーク時間に1ドル=151円に接近する下落も下値堅
く推移。ユーロドルは1ユーロ=1.1647ドルまで上昇。9日の高値1.1648ドルにほぼ
顔合わせ。
・米国株はニューヨークダウが17.15ドル安で小反落。ナスダックス指数は148.38ポ
イント高(0.66%高)上昇。
・ニューヨーク貴金属は総じて上昇。金、銀、パラジウムとも指標限月の期近12月限は
一代高値を更新。ニューヨーク原油は小幅安で、最近の安値圏で低迷。
MINKABU PRESS
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