プラチナ市況=プラチナが大幅反落、金の下げ幅縮小から下値を切り上げ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/10          2026/08    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         20,171   -904    20,545 - 865  : 4,159.06  -176.71
銀          220.0    0.0     229.0 -14.6  : 4,926.00  -250.00
プラチナ     7,447   -293     7,020 - 440  : 1,537.10  - 73.90
パラジウム   6,900   -300     6,900 - 300  : 1,434.56  - 55.34
======================================
      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    151.74   +0.44  ユーロ・ドル相場   1.1611  -0.0017
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが大幅反落。ニューヨークプラチナの急落
を受けて夜間取引から値を崩し、日中取引で一段安。先限は一時800円安近くまで下
げ幅を拡大した。金が下値を切り上げたことで下げ幅を縮小も大幅安。先限は正午前に
600円超の下落。午後に入り、金の下げ幅を縮小、現物相場の小反発から下値を切り
上げ、440円安で引けた。
 パラジウムの商いは成立しなかった。帳入値は300円安。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが444〜293円安、プラチナスポットが
359円安、パラジウムが300円安。
 推定出来高は、プラチナが1万5630枚、プラチナミニが1638枚、プラチナス
ポットが3840枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは先限は7000円台で値堅めが出来るかに注目】
 プラチナ先限は夜間取引から大幅安を強いられた。日中取引は一段安となり、一時
9月25日以来の安値となる6666円まで下落。安値を離れた引け前に7000円台
に戻した。短期筋の買い戻し主導の7000円台回復か。
 14日間の相対力指数(RSI)は終値で47台に低下し、弱気相場に転換を示唆。
金の動きに左右されやすいが、7000円台で値堅めができるかに注目。6600円割
れとなると、さらに手じまい売りが増加し、一段安となるシナリオが描ける。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て相場】
 プラチナのドル建て現物相場は、下値模索後に下値を切り上げ。午前9時過ぎに
1495ドル台まで下落。1500ドル割れは買い拾われ、午後に1541ドル台まで
戻した。しあし戻り売りで午後4時過ぎに1517ドル台に下落し、安定感を欠く展
開。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。