石油午前=概ねしっかり、米国の対ロ制裁でロシア離れの動き

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は概ねしっかり。米国のロシア追加制裁から、中国やインドの石油企業
にロシア産の石油輸入を停止する動きがあり、供給ひっ迫が警戒されている。石油輸出
国機構(OPEC)プラスは増産しているものの、日量700万バレル程度輸出されて
いるロシア産石油が完全に行き場を失うと、供給は不足する見通し。円相場は1ドル=
152円後半で円売り・ドル買いが優勢。ただ、時間外取引でニューヨーク原油が軟調
であることが重し。
 日中取引開始後、原油の2026年3月限は6万0380円まで弱含み。夜間取引で
ニューヨーク原油が反落していることが重し。
 午前10時55分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
10〜650円高。
 午前10時55分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が1008枚。
【メリッサはジャマイカ付近へ】
 熱帯性暴風雨「メリッサ」は引き続きカリブ海で迷走しているものの、週末にはハリ
ケーンに発達し、メジャーハリケーンまで勢力を拡大する見通し。ジャマイカに上陸す
る予報となっているが、米国へと向かうのか引き続き不透明。
【海外原油夜間取引=軟調】
 ニューヨーク時間外取引で12月限は前日比0.40ドル安の61.39ドルで取引
されている。本日これまでのレンジは61.39〜61.80ドル。
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