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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2025/12    434.00      437.00      427.75      430.25      - 3.75
  2026/03    446.75      449.25      440.50      443.75      - 3.00
  2026/05    455.00      457.25      448.75      452.25      - 2.75
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       535,886         291,525        1,651,324 (+  7,074)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高
 予算失効による米政府機関の一部閉鎖のため未発表
*米気象庁発表の6−10日予報(11月5日−11月9日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜平年並。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜平年並。
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 コーンは総じて下落。終値の前営業日比は3.75セント安〜0.25セント高。中
心限月の12月限は3.75セント安の430.25セント。
 米中首脳会談を受けて中国の米国産大豆輸入期待が高まり堅調となった大豆に追随す
る動きも見られたが、米産地での収穫は順調に終えると推測されるなかでの供給増加観
測が重石となり、売り優勢となる限月が目立った。
 12月限は434セントで取引を開始した後に437セントの高値に到達。その後に
大きく値を落として427.75セントの安値を付けた。暫く431.50セントを
上値抵抗線としてもちあった後、再び地合いを引き締めて437セントの高値に顔合わ
せする場面が見られたが、騰勢は続かずすぐに軟化。430セントを割り込むとすぐに
買い戻される底堅さを見せたものの上値は重く、軟調に引けを迎えた。
*米国産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 コーンベルトでは散発的な降雨が発生。気温は平年並〜平年を上回った。今週は11
月1日まで散発的、または局地的な降雨が発生。11月2〜3日は概ね降雨は発生しな
いだろう。一方の気温は11月2日まで平年以下〜平年並だが、11月3日は平年を上
回る見込み。
 11月4日〜8日にかけて気温は平年並〜平年を上回るだろう。また、4日は降雨は
無いものの5〜8日は局地的な降雨が見込まれる。
 シカゴ小麦は期近が大幅反落。期近12月限は一時、前日高値を上抜き535.50
セントを記録する場面も見られたが、米中首脳会談で中国による米国産小麦輸入に関す
る言及が見られなかったことが重石となり売り優勢となった。米産地で降雨となり、冬
小麦の生育に必要とされる土壌水分が十分となってることも弱材料視された。
 中心限月の12月限は前日比8.00セント安の524.25セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 プレーンズでは局地的な降雨が発生。気温は平年以下〜平年並。今後は31日にかけ
て降雨が発生するものの、11月1〜2日は概ね降雨は発生しないだろう。一方の気温
は10月31日までは平年以下〜平年並だが、11月1〜2日は平年並〜平年を上回る
だろう。
今日の材料
・コーンベルトでは西部では概ね降雨は発生せず、東部で局地的な降雨。
・コーンベルトでは23日は降雨はないものの、24〜27日にかけて散発的な降雨
 となる見込み。
・プレーンズでは26〜27日にかけて局地的な降雨。生育環境は概ね良好。
MINKABU PRESS
			 
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