LME市況=アルミは続伸、銅・ニッケルはNYダウの軟調を受け続落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物          3カ月物
    アルミ        2,897.86  +   19.31     2,902.00  +   18.00
    アルミ合金      2,509.00       0.00     2,509.00       0.00
     銅        10,829.30  -   43.76    10,855.00  -   32.50
    ニッケル      14,930.50  -   90.66    15,142.00  -   84.00
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 アルミ3カ月物は続伸。2888ドルで小高く取引を開始。その後は一段高となりな
がらも2900ドルを抵抗線とするもちあいが続いたが、アジアの時間後半に2910
ドル台まで値を伸ばした。欧州の時間帯の序盤に2920ドルの高値に達したが、その
後は緩やかに軟化。終盤には銅の軟化に連動して値を落とす場面も見られたが2900
ドル割れに抵抗を見せ、プラスサイドを維持して取引を終えた。
 銅3カ月物は続落。1万0901.50ドルで取引を開始した後は、アジア株式市場
で半導体関連株が軟調となったことが手掛かりとなって値を落とし、1万0843ドル
の安値を付けたが、アジア株の堅調を受けた買い戻しから浮上し、1万0927.50
ドルまで値を切り上げた。欧州の時間帯には買い修正から値を落とし1万0870ドル
に迫る動きが見られたが、米国の時間帯には1万0900ドル台を回復したものの10
月のISM米製造業景気指数が弱気な内容となったことや、ニューヨークダウが一時、
400ドルを超える下げ幅を記録する軟調となったこと受けて終盤に崩れ1万0816
ドルの安値を記録。安値をはなれたが、反発力は弱く、小安く引けた。
 ニッケル3カ月物は続落。1万5240ドルで取引を開始すると直後に1万5295
ドルの高値を付けた。高値を離れた後も1万5200ドル割れに抵抗を見せ欧州の時間
帯を終えるまでは1万5200ドル台での高下が続いた。米国の時間帯を迎えると米株
式市場でニューヨークダウが軟調に推移が重石となり、下値を模索に転じ、終盤に1万
5100ドルの安値を記録。反発力は弱く、低迷したまま終了。
今日の材料
・3日のアジア太平洋株式市場は総じて上昇。上海株と香港株は反発。
・中国上海総合指数は反発、21.73ポイント高の3976.52ポイント。
・欧州株はまちまち。英仏株価指数は小幅安。独株価指数は自動車株が堅調に推移から
 上昇。
・10月のISM製造業景気指数 結果 48.7 予想 49.5 前回 49.1
・ドルは堅調。ドル円は概ね1ドル=154円台前半で推移。155円を視野に入れる取引。
 ユーロドルは8月1日以来の安値となる1ユーロ=1.1502ドルまで下落。
・米国株はまちまち。ニューヨークダウが226.19ドル安。ナスダックス指数は109.76
 ポイント高(0.46%高)。
・ニューヨーク貴金属は上昇。ニューヨーク原油は期近12月限が小幅高。

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