ゴム午前=総じて買い優勢、ただし上海ゴムは伸び悩み

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて買い優勢。寄り付きでは、上海夜間高を受けて、期中限月
を中心に買いが優勢となった。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが伸び悩む中、買い
がやや先行する限月が目立っている。TSR20は出来ず。上海天然ゴム先物も出来
ず。
 午前11時37分現在のRSS3号は前営業日比3.0円安〜2.6円高。活発限月
の4月限は同1.7円高の314.8円、期先26年10月限は出来ず、推定出来高は
160枚(夜間取引含む)。

【4月限はレンジ取引】
 今日午前のJPXゴムRSS3は、総じて買い優勢となっている。活発限月の4月限
は、10月24日以降、概ね310〜316.0円のレンジ相場となっている。現在、
ファンダメンタルズ面からは需給緩和観測があり、売りが出やすい。ただ、材料として
の新鮮味に欠けることから、下値を叩くような売りは出ていない。
 一方、買い材料としては、上海ゴムの中心限月1月限が、自律反発の動きを見せ始め
たことが挙げられる。ただ、あくまでも直近の下落に対する反発の動きであり、積極的
に買いが入ってくる状況ではない。このため、目先、JPXゴムRSS3は、レンジ相
場が続く可能性がある。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は買いがやや先行し、
0.1〜0.6セント高で推移している。
 上海ゴムは軟調。午前11時00分現在、指標限月の2026年1月限は、前営業日
比50元高の1万4870元で推移している。

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