NY原油市況=小反発、需要減少が警戒されるも買い戻しで小幅高

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2025/12     59.65       60.46       59.32       59.75        + 0.32
  2026/01     59.46       60.29       59.21       59.62        + 0.32
  2026/02     59.30       60.07       59.06       59.47        + 0.33
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              769,218             1,921,926    (+ 10,005)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2025/12     248.21    - 1.40
                            2026/01     243.00    - 0.67
         改質ガソリン       2025/12     194.03    - 2.53
                            2026/01     188.58    - 1.31
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油は小反発。期近2本の前日比は0.32ドル高。その他の限月は
0.24〜0.35セント高。
 時間外取引から買いが優勢となり、期近12月限が60ドル台を回復。米労働省発表
の10月の米雇用統計の発表が見送られるなか、米景気の先行きの不透明感から米国株
が続落で推移するなど、需要減少につながる警戒感が上値圧迫要因。12日には国際エ
ネルギー機関(IEA)が2025年版の世界エネルギー見通し、13日に月報を公表
を控え、60ドル台では手じまい売りの動きがあり、上げ幅を削り、一時小安くなる場
面があった。週末を控え、利益確定の買い戻しもあり、小高く引けた。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近が反落。需要減少不安が根強く、手じま売
り先行もよう。
今日の材料
・7日のアジア太平洋株式市場は総じて下落。
・中国上海総合指数は反落、10.20ポイント安の3997.56ポイント。
・欧州株は軒並み下落。
・米労働省の10月の米雇用統計は米政府閉鎖のため未発表。
・11月のミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
 結果 50.3予想 53.1 前回 53.6
・ドルは下落。ドル円は1ドル=153円台前半〜半ばで推移。ユーロドルは1ユーロ=
 1.1591ドルまで上昇し、10月30日以来の高値を更新。
・米国株は前半から中盤はニューヨークダウ、ナスダックス指数とも軟調に推移。終盤
 にニューヨークダウが反転。ナスダックス指数は下げ幅を縮小。
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