NY金・銀市況=反発、ドル安から買い優勢も上げ幅を縮小

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
   金      (25/12)  3986.9     4035.8      3981.6      4009.8     + 18.8
          (26/ 2)  4017.9     4069.0      4017.9      4043.3     + 19.1
   銀     (25/12)  4786.0     4873.0      4778.0      4814.3     + 19.3
         (26/ 3)  4842.0     4930.0      4842.0      4874.6     + 21.1
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
  金           208,786       213,226       452,487        (-    826)
  銀           60,972        62,423       156,949        (+    916)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          46,987.10  +  74.80
     前日  153.01/03   1.1547/49   ・ナスダック         23,004.54  -  49.45
     本日  153.42/44   1.1565/67   ・10年米国債利回り      4.10  +   0.01
・NY原油  (25/12)   59.75 +0.32   ・SPDR保有金残高  1,040.35  +   1.72
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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 ニューヨーク金、銀は反発。前日比は16.4〜19.5ドル高、銀は18.7〜
23.0セント高。
 金12月限は反発。時間外取引では、ドル安から買い優勢。欧州時間に入って上げ幅
を縮小も18ドル超も上げ幅を維持し堅調に推移。日中取引では、米労働省発表の10
月の米雇用統計の発表が見送られるため、新規材料不足で伸び悩んだ。日中取引開始後
は週末を控えた手じまい売りの動きもあり、上げ幅を縮小。米株式市場が序盤から続落
となり、安全資産としての買いで再上昇したが、後半はリスク回避から売り圧力が強
く、上値重く推移した。
 場中発表の11月のミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)が事前予想。前月実績
を下回ったことはドル安要因となり、支援材料ながら過剰反応はなかった。高値を離れ
たが、4000ドル台を維持。週足は3週間ぶりに陽線引けで終えた。
 銀12月限は時間外取引では一時70セント超の上昇まで上げ幅を拡大。日中取引は
金の上値の重さから上げ幅を削ったが、下値は堅く堅調に推移。

今日の材料
・7日のアジア太平洋株式市場は総じて下落。
・中国上海総合指数は反落、10.20ポイント安の3997.56ポイント。
・欧州株は軒並み下落。
・米労働省の10月の米雇用統計は米政府閉鎖のため未発表。
・11月のミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
 結果 50.3予想 53.1 前回 53.6
・ドルは下落。ドル円は1ドル=153円台前半〜半ばで推移。ユーロドルは1ユーロ=
 1.1591ドルまで上昇し、10月30日以来の高値を更新。
・米国株は前半から中盤はニューヨークダウ、ナスダックス指数とも軟調に推移。終盤
 にニューヨークダウが反転。ナスダックス指数は下げ幅を縮小。
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