米連邦政府機関閉鎖解除期待でリスク警戒後退の円売り=東京為替概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
米連邦政府機関閉鎖解除期待でリスク警戒後退の円売り=東京為替概況
  
 東京市場朝に上院共和党議員のリーダーであるスーン共和党上院院内総務が、つなぎ予算に向けて民主党の一部グループの合意を取り付け、予算成立に向けた状況が整ったことを示し、ドル買い円売りとなった。ドル円は先週末終値に近い153円36銭でスタート。すぐに154円近くまで上値を伸ばした。その後153円50銭割れを付けるなど、不安定な動きを見せたが、昼過ぎには154円台を付ける動き。午後に154円07銭まで上昇も、154円台での買いに慎重で、少し慎重な動きとなっている。
  
 リスク警戒後退もあってクロス円は軒並みの上昇。ユーロ円は177円20銭前後でのスタート後すぐに上昇。その後もドル円の調整局面で下げるなどの場面も、基本的には堅調で午後には178円09銭を付けている。ポンド円は201円50銭前後からの上昇が午後まで続き、202円62銭を付けた。
  
 ユーロドルは落ち着いた動き。米連邦政府機関閉鎖期待がユーロ売りドル買いを誘うも、対円でのユーロ買いが支えとなりもみ合い。朝の1.1575前後から、午前中に1.1542を付ける動きも、午後は対円での買いが目立ち1.1567を付けている。ポンドドルは朝の1.3164から午前のドル買いに1.3137を付けたが、午後に1.3161までと朝の高値に近いところまで上昇。
  
MINKABUPRESS 山岡

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