ゴム午前＝軒並み上昇、円安・上海ゴムジリ高にも期中は上げ幅縮小
【市況】 ゴムＲＳＳ３号は軒並み上昇。日中取引の寄り付き直後こそ、まちまちで推移した が、上海ゴム夜間取引高を背景に期中３、４月限がプラスサイドに浮上。引き続き、閑 散に売りなし商状ながら、堅調に推移。場中、１ドル＝１５４円台半ばまで円安・ドル 高が進行、上海ゴム日中取引のジリ高にも買いは活発化せず。期中は上げ幅を縮小。 ＴＳＲ２０は出来ず。 午前１１時１５分現在のＲＳＳ３号は前営業日比１．６〜３．０円高。活発限月の４ 月限は同１．９円高の３２０．４円、期先２６年１０月限は出来ず、推定出来高は ３１２枚（夜間取引含む）。上海天然ゴム先物は、出来ず。推定出来高は０枚（夜間取 引含む）。 【４月限はミニ踏み上げ相場の可能性と軟化リスクが隣合わせ】 今日午前のＪＰＸゴムＲＳＳ３は、買い優勢で推移。活発限月の４月限は、日中取引 の序盤でプラスサイドに浮上。３２１．５円まで上昇。高値を離れ、一時３２０円割れ となり、３１９円台後に３２０円台を回復。 ４月限は３２１．５円を上抜くと、３２５円水準まで上値の余地が生まれ、ミニ踏み 上げ相場になる。その反面、小口の利食い売りで上げ幅を削り、マイナスサイドに軟化 のリスクが隣合わせ状態にある。 【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】 シンガポールゴム市場は、ＲＳＳ３号は出来ず。ＴＳＲ２０は買いが優勢となり、 ０．２〜０．５セント高で推移している。 上海ゴムは上昇。午前１１時現在、指標限月の２０２６年１月限は、前営業日比 １３５元高の１万５１８０元で推移している。夜間取引の引けの１１５元高からジリ 高。 MINKABU PRESS
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