[本日の見通し]石油=大幅安、米原油生産量の拡大は一巡へ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2026年4月限は大幅安。5万9620円まで下げ幅を広
げた。
 米エネルギー情報局(EIA)が発表した短期エネルギー見通し(STEO)で、今
年や来年の米原油生産見通しはやや上方修正された。ただ、今年が日量1359万バレ
ル、来年が1358万バレルとされ、今年で増産が一巡するとの見通しに変わりはなか
った。米ベーカー・ヒューズが発表する米石油掘削リグの稼働数は引き続き減少傾向に
あり、米国の生産量拡大が一巡する可能性は高く、減産も想定しておくべきだと思われ
る。
 時間外取引でニューヨーク原油12月限は前日比0.19ドル安の58.30ドルで
取引されている。本日これまでのレンジは58.19ドルから58.50ドル。
 原油4月限の予想レンジは5万9500円から6万0500円、ガソリン先限は7万
8500円から7万9500円、灯油先限は8万5500円から8万6500円。
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