株価指数先物【昼】 5万1000円と+1σとのレンジで推移

配信元:株探
著者:Kabutan
 日経225先物は11時30分時点、前日比40円高の5万1160円(+0.07%)前後で推移。寄り付きは5万1120円と、シカゴ日経平均先物清算値(5万1255円)を下回る形となり、前日比変わらずで始まった。現物の寄り付き直後には5万0980円まで売られたが、その後は5万1000円処での底固めを経て、中盤にかけてはロング優勢の動きにより5万1370円まで買われた。買い一巡後は上げ幅を縮めているが、5万1150円~5万1250円辺りでの底堅さがみられる。

 ソフトバンクグループ<9984>[東証P]がウリ気配から始まったことで前日と同様、先物市場ではショートを仕掛けてくる動きになったようだ。ただ、5万1000円割れでは押し目待ち狙いのロングが意識されており、中盤にかけてショートカバーに向かわせた。もっとも、ボリンジャーバンドの+1σ(5万1290円)水準では戻り待ち狙いのショートが入りやすく、上値追いのロングを手控えさせている。

 NT倍率は先物中心限月で15.12倍に低下した。25日移動平均線(15.20倍)を明確に下放れる形状をみせてきており、-1σ(14.96倍)が射程に入ってきそうだ。ソフトバンクグループの動向次第であるが、NTショートに振れやすいだろう。

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