米政府機関の閉鎖解消を受けて、マーケットの関心は米金融政策環境に集中し始めて いる。12月9〜10日の米連邦公開市場委員会(FOMC)まで1ヵ月を切っている が、FF金利先物市場では12月利下げをほぼ50%の確率で織り込んでおり、判断を 下しかねていることが窺える。追加利下げがあるにしても見送られるにしても、金相場 の値動きは激しくなりやすい。労働市場の減速傾向を重視すれば追加利下げが正当化さ れるが、複数の米金融当局者が根強いインフレ圧力から利下げに慎重な発言を行ってい る。当局者の意見も大きく割れていることで、FOMCに向けて波乱の展開が続きやす い。今後は米経済指標の発表も再開され、20日には9月分の雇用統計が発表されるこ とが決まった。データや米当局者発言から、12月利下げの確率をどの程度織り込むの か細かい修正を迫られる地合になる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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