NY原油市況=続伸、EUやG7はロシア産石油への対応強化を検討

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/01     59.70       60.50       59.42       60.08        + 0.41
  2026/02     59.32       60.12       59.10       59.78        + 0.47
  2026/03     59.05       59.85       58.85       59.56        + 0.50
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              638,724             1,916,313    ( + 7,744)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/01     236.29    + 5.92
                            2026/02     233.21    + 5.04
         改質ガソリン       2026/01     183.41    + 0.70
                            2026/02     183.60    + 0.78
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比は、期近2限月は0.41〜
0.47ドル高。その他の限月は0.32〜0.50ドル高。
 欧州連合(EU)と主要7カ国(G7)が、ロシア産石油に対応策を強化する可能性
があることが買い手がかり。ロイター通信によると、ウクライナ戦争を継続するロシア
の石油収入をさらに限定するため、EUとG7は価格上限措置から海運輸送の全面禁止
へと対応を転換することを検討している。ロシアの石油輸出の約3分の1は西側のタン
カーが担っており、検討されている禁止措置によりギリシャやマルタ、キプロスなどE
U加盟国が保有するタンカーを利用した輸出ができなくなる。この場合、ロシアとして
は影の船団を増やす必要があり、輸送コストが増加する見通し。
 ロイター通信の報道によると、米国は北大西洋条約機構(NATO)の通常防衛能力
の大半を2027年までに欧州が引き継ぐことを望んでいる。2027年という期限は
非現実的で、ウクライナ戦争を継続しようとする欧州に対する米国のけん制である可能
性があるが、特に材料視されず。
 ブルガリア沖でウクライナのドローンがロシアの影の船団とみられる石油タンカーを
攻撃したことは懸念要因。先週はトルコ沿岸でも同様のタンカーが攻撃を受けている。
 時間外取引で1月限は売り買いが交錯したものの、通常作業開始後は強含み。一時
60.50ドルまで上げた。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は上昇。原油高に連動した。
今日の材料
・ブルガリア当局、攻撃を受けたタンカーの乗組員を救助へ
・イラン、ホルムズ海峡付近で軍事演習
・米石油掘削リグの稼働数は前週比6基増の413基=米ベーカー・ヒューズ
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