米連邦公開市場委員会(FOMC)を経て、貴金属相場全体の値位置が切り上がって いる。0.25%の追加利下げは想定されていた通りであり、当局者の金利見通しも割 れていることが確認されている。しかし、全体としては来年もさらに1回の利下げが見 込まれていることが、米金利・ドルの上値を圧迫している。また、これとは別に米連邦 準備制度理事会(FRB)が短期債の買い入れを発表したこともポジティブ。金融政策 ではなく、短期債市場の安定化のための措置だが、いずれにしても短期債購入分の資金 が市場に供給されることになり、効果としては量的緩和と大差ないとの見方が優勢にな っている。米国株が過去最高値を更新するなど、FRBの動向が資産価格全体に押し上 げ効果を発生させている。貴金属は銀相場が過去最高値の更新を続けている他、白金と パラジウムも最近のボックス上限に到達している。金は戻り高値を更新し、10月21 日以来の高値を更新している。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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