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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2026/01 1,063.50 1,067.50 1,053.50 1,058.25 - 4.50
2026/03 1,072.00 1,076.75 1,064.25 1,068.75 - 3.00
2026/05 1,083.00 1,088.00 1,076.50 1,080.00 - 3.00
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 298,181 252,638 880,590 (- 18,525)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(12月23日−12月27日)
コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。
コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。
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大豆は続落。6.25セント〜3.00セント安。中心限月の1月限は4.50セン
ト安の1058.25セント。
米農務省(USDA)は中国向けの大豆大口成約を発表したが、19万8000トン
にとどまった。仕向け地不明とされている他の12万トンの大口成約が中国向けだった
としても年内に1200万トンもの輸入は困難との見方が弱材料となり、売り優勢とな
った。
1月限は1063.50セントで取引を開始。アジアの時間帯に1067.50
セントの高値まで浮上した後に値位置を切り下げながらも欧州の時間帯を終えるまで
1060セント台を維持した。米国の時間帯を迎えると急速に軟化して1053.50
セントの安値まで下落。安値で買い戻された後は1060セント台に達すると戻り待ち
の売りが入る頭重い動きとなり、マイナスサイドで引けを迎えた。
*南米諸国の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
ブラジル産地南部では今週前半のまとまった雨量を伴う降雨に加え、22日の週も新
たな前線の到来により降雨が発生する見通しとなっている。一方の中部では12月前半
の降雨に伴う雨量は多くはなかったが、土壌水分は適度を維持。今週は降雨が続く見通
しで、全体的に生育環境は良好を維持、もしくは改善に向かうだろう。
アルゼンチン産地では今週前半に前線の到来に伴い散発的な降雨が発生。これは一部
の乾燥が進んでいた地域にとって慈雨となった。今後は週末に降雨が発生するまでは少
雨傾向が続く見込みだが、多くの地域で土壌水分は潤沢を維持。コーンと大豆の生育に
適した環境が続いている。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
プレーンズでは17日から18日にかけて散発的な降雨が見込まれるが、クリスマス
にかけて概ね穏やかで暖かな天気が広がる見通しとなっている。少雨傾向はしばらく続
く見通しだが、これにより土壌水分の乾燥が促されるリスクがあり冬小麦にとっては良
いとは言えない状況。冬場で気温が低下しているため土壌水分の乾燥ペースは緩やかで
はあるものの、少雨傾向が長期に渡るようであれば生育懸念が高まりそうだ。また暖か
な気温により冬眠状態が緩和される可能性もあり、その場合には寒気の再来時の寒さへ
の耐性は低下することが警戒される。
大豆製品は、大豆粕は大豆に追随安となり中心限月の1月限は終値ベースで300
ドルを割り込んだ。大豆油はトランプ米大統領によるベネズエラに出入りする制裁対象
のタンカーの封鎖発表を受けて原油が反発したことが買い支援要因となり、堅調となっ
た。
大豆粕1月限は前日比4.20ドル安の298.20ドル。
今日の材料
・ブラジル産地南部は降雨により土壌水分は潤沢を維持。
・ブラジル産地中部では今週は雨が続き生育環境は改善へ。
・アルゼンチン産地では乾燥が進んでいた地域で慈雨となり生育環境は改善。
・米プレーンズでは17日から18日にかけて散発的な降雨。18日以降は
少雨傾向に。
MINKABU PRESS
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