石油市況=原油は大幅反発、5月限は終盤に一段高で1630円高

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2026/06   72,000     ±0  2026/06   86,000     ±0  2026/05   59,340  +1,630
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15:45 現在
NY原油    夜間取引 期近 2月限 57.10 ドル +0.58
ブレント原油   夜間取引 期近 2月限 61.16 ドル +0.69
ドル・円相場 15:45 現在   157.33 円  前営業日比  0.98円の円安
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【市況】
 東京石油市場の原油は大幅反発。19日の海外原油の上昇、1ドル=157円台の円
安を背景に夜間取引から4ケタの反発。日中取引はニューヨーク原油時間外取引が続伸
を背景に上げ幅を拡大。期中5月限は正午前に1380円高で推移。午後になっても地
合いは緩まず。終盤に一段高となり、1630円高で引けた。
ガソリン、灯油は約定せず値動きなし。

 前営業日比は、ガソリンが変わらず、灯油も変わらず、軽油も出来ず。原油が250
〜1980円高。中京ガソリンは変わらず、灯油は出来ず〜2000円高。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が1880枚。中京
ガソリンが0枚、中京灯油が7枚。
【5月限は15日の高値にほぼ顔合わせ、買い戻し主導の上昇か】
 東京石油市場の原油は大幅反発。期中5月限は夜間取引から4ケタ高となり、日中取
引で一段高となり、引けにかけ5万9340円まで上げ幅を拡大し、今月15日の高値
5万9350円にほぼ顔合わせした。今日の高値引け。短期トレーダーも含めた買い戻
しが主導した上昇か。
 下降トレンドの21日移動平均線(5万9690円)に届かず。また14日間の相対
力指数(RSI)は49台に上昇も弱気と強気相場の分岐点の50を超えるに至らず。
複数のテクニカル指標は依然として弱気。円安が追い風だが、指標のニューヨーク原油
期近は60ドルを大きく割り込んでいることは弱材料。
【ニューヨーク原油の時間外取引は小幅安】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は続伸。2月限は午後3時45分現在、前
日比0.58ドル高の57.10ドル辺りで推移。

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