[今日の視点]貴金属=反落、NY安や円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、反落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安と円高を受けて売り優
勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安と円高を受けて
軟調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は3.33ドル安の
4594.94ドル、銀が22セント安の9009セント、プラチナが2.46ドル安
の2322.60ドル、パラジウムは63.50ドル高の1801.00ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=157.77/79円で、前営業日の
大引け時点から0.60円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が2万4251円前後、銀は450.0円前後、プラチナ
は1万1080円前後、パラジウムは9100円前後。
【NY金は米FRB人事で手じまい売り】
 金は前週末の海外市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)議長人事を巡る報道を
受けて売り優勢となった。
 金は米連邦準備制度理事会(FRB)議長人事を巡る報道が圧迫要因になった。トラ
ンプ大統領が次期FRB議長の有力候補と目されるハセット国家経済会議(NEC)委
員長について、現職に「とどまってほしい」と述べ、指名を見送る可能性を示唆した。
一方、のジェファーソンFRB副議長は、米司法省による召喚状送付を巡り、パウエル
議長は「最高の誠実さを持つ人物」だと評価し支持を表明した。FRBの独立性は、経
済の潜在力を最大限に引き出すための基盤だとの考えを示した。
 トランプ米大統領は、イラン指導部が15日に予定していた800件以上の絞首刑を
中止したとし、「大きな敬意を表する」と自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・
ソーシャル」に投稿した。イランの最高指導者ハメネイ師は、同国で発生した数週間に
わたる反政府デモについて、トランプ米大統領を非難した。米大統領は「イランで新た
な指導者を探す時が来た」と述べ、ハメネイ師による37年間の統治を終わらせるよう
求めた。また米大統領は、米国がグリーンランドを購入できるようになるまで、欧州8
カ国からの輸入品に10%の追加関税をかけると表明した。デンマーク自治領グリーン
ランドの将来を巡る対立をエスカレートさせた。
 銀は前週末の海外市場では、利食い売りなどが出て急落した。
【NYプラチナは利食い売りが圧迫】
 プラチナは前週末の海外市場では、金軟調を受けて利食い売りが出た。
 プラチナは金軟調が圧迫要因になった。トランプ大統領が次期FRB議長の有力候補
と目されるハセット国家経済会議(NEC)委員長について、現職に「とどまってほし
い」と述べ、指名を見送る可能性を示唆した。一方、イラン情勢に対する懸念が残るこ
とや米大統領がグリーンランド獲得に対する意欲を示していることは下支え要因であ
る。

<今日の予定>
●米国(ルーサーキング牧師の誕生日)
・機械受注 2025年11月(内閣府)
・中国国内総生産 2025年10-12月期(国家統計局)
・中国住宅価格指数 2025年12月(国家統計局)
・中国小売売上高 2025年12月(国家統計局)
・中国鉱工業生産 2025年12月(国家統計局)
・ユーロ圏消費者物価指数 2025年12月確報(EUROSTAT)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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