アジア株 市場はトランプ「TACOトレード」に賭ける 世界の米国離れは中国に朗報 東京時間11:03現在 香港ハンセン指数 26515.94(-47.96 -0.18%) 中国上海総合指数 4120.56(+6.56 +0.16%) 台湾加権指数 31516.60(-122.69 -0.39%) 韓国総合株価指数 4887.62(-17.04 -0.35%) 豪ASX200指数 8823.30(-51.21 -0.58%) アジア株はまちまち。 トランプ氏のグリーンランド巡る発言を受け米国と欧州の対立が激化。 独財務相は欧州に対する関税脅迫は「レッドライン」を超えたとして、欧州は最も強力な対抗措置を講じるべきだと主張。ヨーロッパ人は限界に達したことを明確にしなければならないとしている。仏大統領は「貿易バズーカ」(反威圧措置(ACI))を初めて使う時が来たとしている。トランプ氏の発言は止まらず、ヨーロッパはグリーンランドではなくウクライナに集中すべきだとコメント。 トランプ氏は米株の下落を恐れているため態度を軟化させる可能性がある。いわゆる「TACOトレード」になるとの見方もある。 米ゴールドマンサックスは、欧州8カ国に対する関税はユーロ圏GDPを0.1%程度押し下げると予想、欧州経済に及ぼす影響は限定的だと見ている。インフレへの影響も非常に小さいと指摘。欧米貿易摩擦激化により、きのうの欧州株と米株先物は大幅下落したが多くのアナリストは株安は短命だと見ている。 欧州と米国の分裂は中国市場にとって朗報だ。カナダは中国との関係を強化し相互関税を引き下げたほか、グリーンランドにカナダ兵を派遣し軍事演習に参加することを検討している。グリーンランド問題を巡りNATO加盟国による米国離れが警戒される。 韓国株は序盤に史上最高値をつけたあとは調整売りに押されている。韓国市場では政府の株式市場の規制緩和検討が引き続き好感されている。 台湾株はきのう史上最高値を更新したため調整売りが優勢。TSMCの好決算と強気見通しを受け、下げ一巡後は再びハイテク関連を中心に上昇する可能性がある。
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