[本日の見通し]石油=下落、米国はイランに何を望むのか?

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2026年7月限は下落。ただ、夜間取引で下げは一服して
いる。
 イランと米国の武力衝突が始まるのかどうか、不透明感が根強いなかで海外原油はも
み合いに移行しつつある。米国は核開発以外についてもイランと協議したいようだが、
イランが拒絶してることからすれば、米国は武力行使するしかなさそうだ。
 ただ、何を目標として武力を行使するのか、トランプ米大統領の意図は不明である。
ミッドナイトハンマー作戦のように核開発施設を再び標的とするのか、ミサイル施設も
含むのか、あるいは反米政権を崩壊させるのか、望みがよくわからない。理想的にはベ
ネズエラのような傀儡政権の発足が望ましいが、そうなれば長期戦は避けられず、世界
を混乱させることは必至であり、公言することすらはばかられる。トランプ米大統領は
望みを明らかにせず、イランが自ら完全に降伏することを期待している可能性があるも
のの、この期待は現実的ではない。期待が実現しないことを認識するのなら、トランプ
米大統領は武力行使を選択するのだろうが、米兵や米軍事資産への被害を引き続き敬遠
しているのであれば、尻込みする時間帯が続くだろう。
 時間外取引でニューヨーク原油4月限は前日比0.07ドル安の66.24ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは66.17ドルから66.34ドル。
 原油7月限の予想レンジは6万5200円から6万6200円、ガソリン先限は8万
4500円から8万5500円、灯油先限は8万2500円から8万3500円。
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