中東情勢の波乱に伴うドル高の強まりでポンドドルは下値模索が続き、本日は一時1.32ドル台半ばまで下げ幅を拡大。100日線から下放れる展開が続いており、下値警戒感が高まっている。一方、ポンド円は一時209円台前半まで下落したものの、210円台に戻し、21日線付近での推移となっている。 中東情勢に関心が集中する中で反応は限定的だったものの、本日はリーブス英財務相が春季財政報告を公表し、財政余地が拡大するとの見通しを示した。予想以上ではあったものの、英国は来年度の国債発行額を3年ぶりの低水準に引き下げる。4月開始の26会計年度に2521億ポンドの国債を発行。予想をやや上回ったものの現行年度の3037億ポンドを大きく下回り、財政状況の改善を反映した。 ただし、中東戦争の影響を織り込む前の段階でも26年の成長が弱含むと警告。エコノミストは「リーブス財務相は波風の立たない内容を望み、市場もその通り受け止めた。発行額や長期債の比率はやや高いが、利回りを左右するほどではない」と述べている。 GBP/USD 1.3344 GBP/JPY 210.35 EUR/GBP 0.8700 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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