4日の東京株式市場はリスク回避目的の売りが強まり、日経平均株価は下げ足を加速させた。一時下げ幅は2600円を超える場面があった。 大引けの日経平均株価は前営業日比2033円51銭安の5万4245円54銭と大幅安で3日続落。プライム市場の売買高概算は34億4286万株、売買代金概算は10兆5696億円。値上がり銘柄数は124、対して値下がり銘柄数は1449、変わらずは22銘柄だった。 きょうの東京市場は主力大型株から中小型株までほぼ全面安に近い形で売り込まれた。日経平均は一時5万3000円台まで売り込まれ、終値では5万4000円台に戻したものの、昨年4月上旬以来となる2000円強の大幅下落で着地した。米国とイスラエルによるイランへの軍事攻撃を嫌気する売りが加速したほか、先物主導の売りが投資マインドを冷やした。膨張していた信用買い残も重荷となり、一部の銘柄には追い証回避の売りも誘発し下げを助長している。アジア株市場が全面安で、米株価指数先物も下落しており、リスクオフムードが常に強かった。値下がり銘柄数は前引け時点よりは若干減少したものの、1400を上回りプライム市場全体の91%を占めた。ただ、下値を拾う動きも活発で売買代金は10兆円台に乗せている。 個別では、売買代金で群を抜くキオクシアホールディングス<285A.T>が安く、フジクラ<5803>、古河電気工業<5801>など電線株も売られた。アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>といった半導体製造装置関連株への売りも目立つ。JX金属<5016>が急落、ソフトバンクグループ<9984>も大きく水準を切り下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも下値模索が続いている。協和キリン<4151>がストップ安、日鉄鉱業<1515>が急落。大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>も大幅安となった。 半面、任天堂<7974>が堅調、ニデック<6594>も買い戻しが優勢だった。サンリオ<8136>がしっかり、ユニチカ<3103>も物色人気を集めた。TOKYO BASE<3415>が大幅高、ギフティ<4449>も値を飛ばした。ベイカレント<6532>が大きく水準を切り上げ、ZOZO<3092>、オリエンタルランド<4661>なども上昇した。 出所:MINKABU PRESS
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