海外サマリー(18日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2026/ 4 4,896.2  -112.0  シカゴ大豆  2026/ 5 1,161.75  + 4.75
NY銀     2026/ 5 7,759.2  -232.9  シカゴコーン 2026/ 5   463.25  + 9.25
NYプラ    2026/ 4 2,056.6   -79.9  NY原油   2026/ 5    95.46   -0.07
NYパラ    2026/ 6 1,536.60  -96.40 ドル・円               159.88   +0.83
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。NY原油は5月限に変更。
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◎NY外為=ドル円は159円台後半まで上昇
 NY為替市場はドル高が優勢となり、ドル円は159円台後半まで上昇。再び160
円をうかがう展開となった。中東情勢が再び緊迫化し、イスラエルがイランのサウス・
パルスガス田に空爆を実施したとイラン側が主張。それに対してイラン側は報復を表明
しており、サウジやカタール、UAEのエネルギー施設を攻撃すると警告している。2
月の米生産者物価指数(PPI)が予想を上回ったこともドルを支援した。
 その後、FOMC後のパウエル議長の会見にも反応。議長は「エネルギー価格上昇が
インフレを押し上げる可能性がある」と発言。「インフレの進展が見られない限り、利
下げは行わない」との見解を示していたことに反応していた。
 19日以降、介入警戒感が高まりそうな気配だが、介入のハードルは高いとも見られ
ている。19日は日銀の決定会合も予定されている。18日は春闘の集中回答日となっ
ていたが、大手企業を中心に満額回答が相次いでいる中、植田総裁は会見で、追加利上
げを目指す姿勢は堅持すると予想されているようだ。
◎NY貴金属=急落、イスラエルがイランのガス田を空爆
 ニューヨーク金は急反落、銀は大幅続落。
 金4月限は急反落。時間外取引は、イランの最高安全保障委員会(SNSC)のラリ
ジャニ事務局長が殺害され、報復攻撃が懸念されたことを受けて売り優勢となった。欧
州時間に入ると、イスラエルがイランのガス田を空爆したことを受けて下げ幅を拡大し
た。日中取引では、原油高やドル高を受けて売り優勢となった。売り一巡後は下げ一服
となったが、米連邦公開市場委員会(FOMC)で年1回の利下げ見通しに変わりはな
く、戻りは売られた。
 銀5月限はドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)は急反落。
 プラチナ4月限は急反落。時間外取引では、イラン戦争長期化の見方を受けて売り優
勢となった。欧州時間に入ると、イスラエルがイランのガス田を空爆したことを受けて
戻りを売られた。日中取引では、原油高やドル高、金急落を受けて売り優勢となった。
売り一巡後は下げ一服となったが、米連邦公開市場委員会(FOMC)で年1回の利下
げ見通しに変わりはなく、戻りは売られた。
 パラジウム6月限はドル高や他の貴金属の軟調を受けて売り優勢となった。
◎LME=アルミは供給懸念で小幅高、銅・ニッケルは米株・金安から続落
 アルミ3カ月物は小幅高。3370ドルで反落して取引を開始。アジアの時間帯はア
ジア株高にもかかわらず値を落とし、暫く3370ドルを上値抵抗線とする安もみとな
るなか、この日の安値3336ドルを付けた。欧州の時間帯を迎えるとイラン情勢の悪
化や中東不安の長期化懸念を受けて中東地域からのアルミ供給引き締まりが警戒されて
プラスサイドに浮上した。終盤に3407ドルの高値を付けた後、押しは浅いまま、小
高く推移し、銅、ニッケルの下落に逆行高で引けた。
 銅3カ月物は続落。1万2770ドルで小幅続落で取引を開始。アジアの時間帯序盤
にはアジア株高が手掛かりとなって買いが優勢となり、1万2800ドルの高値を付け
る場面も見られた。その後、値位置を落としながらも1万2650ドルが支持線にした
もちあいが続いた。しかし、米国時間を迎えると原油価格の上昇とインフレ高進懸念か
ら米株が軟調となったことで急速に値位置を落とし、1万2340.50ドルまで下落
し、1月9日以来の安値をつけた。安値で買い戻されたものの、金、銀の大幅安も弱材
料となり、1万2450ドルが抵抗線として意識され、380ドル近い下落で引けた。
◎NY原油=高安まちまちも、中東のエネルギー拠点に攻撃強まる
 ニューヨーク原油の期近2限月は高安まちまち。
 イスラエルがイラン南部のサウスパースガス田を攻撃したことで、イラン革命防衛隊
(IRGC)がサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、カタールの複数の石油
施設に対し避難するよう警告したことが相場を押し上げた。これまでにイランはエネル
ギー関連の施設が攻撃を受けた場合、中東で米国とつながりのあるエネルギーインフラ
すべてを標的とすると警告している。カタールのLNG輸出拠点であるラスラファンに
は報復攻撃が実施されたもよう。
◎シカゴ大豆・コーン=大豆は期近中が堅調、コーンは小麦高などで上伸
 大豆は期近から期中が堅調。
 トランプ米大統領による中首脳会談の延期要請を受けて中国向け輸出増加期待が後退
していることが依然として重石ながら、ホルムズ海峡が実質的に封鎖された状態が続く
なか、肥料の供給引き締まりに対する懸念が強まり、期近〜期中限月は買い優勢となっ
た。
 コーンは揃って上伸。
 イランによるホルムズ海峡の実質的な封鎖を受けて肥料需給の引き締まりが警戒され
るなか、買い優勢となった。また、米産地で再び乾燥傾向が強まるとの見通しを受けて
小麦が2ケタ高となったことも買い支援要因となった。
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