シカゴコーン市況=総じて続伸、土壌水分不足懸念や中東情勢緩和期待で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2026/05    461.25      468.50      458.00      467.25      + 4.75
  2026/07    471.00      478.50      468.25      477.75      + 5.25
  2026/09    473.75      480.50      471.00      479.75      + 4.75
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       318,896       330,116       1,796,424 (- 5,486)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米エネルギー省発表の週間エタノール統計(3月20日までの週)
 生産量:日量111万6000バレル(前週比 2万3000バレル増)
 在 庫: 2717万バレル    (前週比76万3000バレル増)
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*米気象庁発表の6−10日予報(3月31日〜4月4日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
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 コーンは総じて続伸。終値の前営業日比は3.00〜5.25セント高。中心限月の
5月限は4.75セント高の467.25セント。
 ブラジルのサフリーニャコーン産地の土壌水分が依然として不十分で生育不安がくす
ぶっていることに加え、米中首脳会談の新たな日程が発表されたことで大豆が大きく上
昇したことが買い支援要因になった。
 5月限は461.25セントで取引を開始。アジアの時間帯序盤にはこの日の安値と
なる458セントまで値を落とす場面が見られた後は欧州の時間帯を終えるまで460
セントを上値抵抗線としてもちあった。米国の時間帯を迎えると、イランとの交戦を受
けて延期されていた米中首脳会談の新たな日程の発表や、中東情勢不安の緩和期待を受
けて金や米株が堅調となっていることを好感した買いが見られて浮上。終盤に468.
50セントの高値を付けた後も高値圏を維持して引けを迎えた。
 米エネルギー省が発表した3月20日までの週におけるエタノール生産量は、前週
より2万3000バレル増加した111万6000バレルだった。同日時点の在庫は前
週より76万3000バレル増加した2717万バレルだった。
*南米諸国の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)
 ブラジル産地では今後、数日にわたって散発的な降雨が続くが週末までにはこの雨も
止む見込み。30日の週の降雨はサフリーニャコーン産地および南部では局地的なもの
となるだろう。現時点では乾燥は好ましいものではない。
 アルゼンチン産地では今週後半から29日にかけて再び雨がちな天気となる見込み。
この雨は慈雨に見えるが、多くの穀物はすでに収穫期半ばにいる、もしくは成熟期を迎
えているため、雨が作柄を改善させることはないだろう。今年度の作付け初期時点での
雨量不足が生産量に影響する可能性が高まっている。

 シカゴ小麦は続伸。米小麦産地で降雨が見られながらも気温が上昇しているうえ、今
後は雨量が減少すると予想されていることで乾燥懸念が強まった。また、米国がイラン
に和平案を提示した、と伝えられたことを受けて中東情勢不安が緩和されるとの期待感
から投資家心理が改善したことも買いを呼ぶ要因になった。
 期近の主要限月の5月限は前日比7.75セント高の597.75セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)
 25日にかけて気温は大幅に上昇。26〜27日には新たに前線が到来し、気温は低
下する見込み。30日の週には再び気温が上昇するもよう。今週は前線が到来するにも
かかわらず降雨の可能性は低い。30日の週には降雨の可能性は高まるが、最も土壌水
分の乾燥が進行している地域で降雨になるか見通しは不透明。冬小麦の作柄は急速に
悪化しているうえ、多くの地域では春小麦の作付を控えるなか土壌水分は不十分な状態
となっている。

今日の材料
・ブラジル産地中部ではこの数日は降雨が続くもサフリーニャコーン生育にとって
 土壌水分は不十分。
・アルゼンチンでは今週後半から29日にかけて再び雨がちな天気が続くも作柄
 改善は困難。
・米小麦産地では土壌水分の乾燥傾向が続く。
・3月20日までの週におけるエタノール生産量は、前週より2万3000バレル
 増加した111万6000バレル。

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