NY原油市況=反発、停戦協議の開始を控えて神経質

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/05     96.78       102.70      95.25       97.87        + 3.46
  2026/06     89.43       92.89       88.16       89.93        + 2.18
  2026/07     85.21       87.12       83.63       84.79        + 0.90
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              1,571,367             2,018,515    ( + 5,859)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/05     393.70    +12.86
                            2026/06     369.70    +11.28
         改質ガソリン       2026/05     300.07    - 0.52
                            2026/06     292.72    + 0.67
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近2限月は反発。期近2限月の前日比は2.18〜3.46ド
ル高。その他の限月は0.09ドル安〜0.90ドル高。
 11日からパキスタンで始まるイランと米国の停戦協議を控えて、交渉が難航すると
みられていることが相場を押し上げた。イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師が声
明を発表しており、「ホルムズ海峡の管理を新たな段階へ引き上げる」、「われわれは
戦争を求めておらず、今も求めていないが、いかなる形でも自らの権利を放棄すること
はない」と述べ、米国との交渉でホルムズ海峡の管理や、ウラン濃縮の継続など報道さ
れているような10項目を突きつける公算。
 FOXニュースの報道によると、交渉にはバンス米副大統領、ウィトコフ米特使、ク
シュナー氏が参加する。イラン側はガリバフ国会議長と、アラグチ外相が出席する見通
し。
 米国とイランの停戦合意が発表された後にレバノンを空爆し、300名以上の市民を
殺害したイスラエルのネタニヤフ首相が、レバノン政府との直接的に対話する方針を示
したことは相場を圧迫した。イスラエルは、親イランのイスラム組織ヒズボラの武装解
除も要求する見通し。ただ、イスラエルによるレバノン攻撃は続いており、南部のア
ル・バブリヤやクファル・テブニトが空爆された。
 時間外取引で5月限は堅調に推移し、通常取引序盤には102.70ドルまで上げ幅
を拡大した。その後、95.25ドルまで上げ幅を縮小したものの、引けにかけては再
び強含んだ。
 改質ガソリンの当限は小幅続落。ヒーティングオイルの期近は反発した。供給不足見
通しを背景にそれぞれイラン戦争が始まった後の高値圏を維持している。
今日の材料
・イランはホルムズ海峡の通過を一日15隻に制限へ、通行料は人民元建て=報道
・これまでの攻撃でマニファ油田などで合計で日量60万バレルが減産=SPA
・東西パイプラインの輸送量が日量70万バレル減少=同上
・パキスタン首相の停戦文書の草案に米国が直接的に関与=米NYT
・イスラエルとレバノンの停戦協議は米ワシントンの米国務省で開催へ=米アクシオス
・イスラエルのレバノン攻撃が続く、南部のアル・バブリヤやクファル・テブニトに空
爆
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