日中取引開始後、原油の2026年9月限は8万8760円まで上げ幅を縮小。時間 外取引で上げは一服している。 米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、米石油在庫の取り崩しが強まって いる。イラン戦争が始まってから米原油在庫は4億6572万9000バレルまで拡大 した後、輸出拡大に伴って取り崩しが強まっている格好だ。ただ、季節的に輸出だけで なく、米国内の需要も高まりつつあり、例年の傾向どおりならばそろそろ米製油所稼働 率は高まっていくだろう。製油所稼働率は89.6%と今月は停滞気味だが、来月以降 は上向く可能性が高い。 ホルムズ海峡が封鎖され、消費国の最後の拠り所となっている米国の原油輸出は急拡 大しているうえ、例年通りに米国内の需要が高まるなら、原油在庫の取り崩しペースは 加速する。また、米石油製品の輸出量も急拡大し、製品在庫が急減していることからす れば、定期改修を終えた米製油所はフル稼働するのではないか。米原油在庫の取り崩し がさらに強まる可能性を想定すべき。 時間外取引でニューヨーク原油6月限は前日比0.36ドル安の106.52ドルで 推移。本日これまでのレンジは106.51〜109.64ドル。 原油9月限の予想レンジは8万8000円から9万0000円、ガソリン先限は 10万0000円から11万0000円、灯油先限は10万0000円から11万 0000円。 MINKABU PRESS
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