その後、ドル円は160円台前半での推移が続いている。ドル高の動きは一服しているものの、160円を割り込むと押し目買いも見られ、介入警戒から上値に慎重ながらも160円台を固める動きが見られている。 米大手証券のストラテジストは、米国株が世界株をアウトパフォームしていることはドル高を支える要因になるものの、持続的なドル高には米国の金利優位拡大が不可欠との見方を示した。 市場では米国例外主義がますますコンセンサスとなりつつあり、ドル相場の見通しを巡る議論を活発化させているという。その上で「米国株が世界株を上回るパフォーマンスを示しても、それだけでドル高が続くわけではない。米国の金利差が拡大している場合にのみ、ドル高に繋がる」と説明した。 また、次のドル相場の方向性を決めるのはFRBの見通しだとし、FRBが追加利上げを見送るのであれば、現在のドル高は行き過ぎである可能性が高いとの見解も示している。 ドル指数は、米国が2月下旬にイラン攻撃を開始して以降、約2%上昇している。同ストラテジストは、6月FOMCがドル相場の見通しにとって極めて重要になるとの見方を維持しているとした上で、今回の会合は、夏場に向けた為替市場全体の方向性を決定づけるイベントになるだろうと述べた。 USD/JPY 160.18 EUR/USD 1.1539 GBP/USD 1.3343 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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