【市況】 金は下げ一服。金は米連邦準備理事会(FRB)の利上げ見通しを受けて買い優勢で 始まった。その後は、米国とイランが戦争終結に向けた覚書に電子署名し、発効したと 伝えられたことを受けて下げ一服となった。銀は出来ず。 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が233円安〜90円高、金ミニが 307.0円安〜85.0円高、ゴールドスポットが312円高、銀が出来ず。 午前11時2分現在の出来高は、金が1万3297枚、金ミニが1万3492枚、ゴ ールドスポットが82枚、銀が0枚。 【NY金は米FOMC後のドル高が圧迫】 金は米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル高が圧迫要因になった。米FOMC でフェデラルファンド(FF)金利誘導目標を3.50〜3.75%に据え置くと決定 した。ただ金利・経済見通しによると、政策担当者の半数近くが、政策金利を現行水準 に据え置くだけでは物価上昇率を2%の目標まで押し下げるのに不十分との見方に転じ た。また米FOMC声明から将来の金利動向に関するガイダンスが全面的に削除された ほか、声明の形式も見直され、ウォーシュ新議長の影響力が早くも表れ始めていること が示された。 5月の米小売売上高は前月比0.9%増加し、市場予想の0.5%増を上回る伸びと なった。4月の米企業在庫は前月比0.5%増加し、堅調な伸びとなった。在庫投資が 第2四半期の経済成長に寄与する可能性を示唆している。伸びは市場予想と一致した。 トランプ米大統領とイランのペゼシュキアン大統領が戦闘終結に向けたぼ覚書に電子 署名し、発効した。19日にスイスで署名式が開催される予定だったが、実施されない とされた。14項目の合意文書も発表され、ホルムズ海峡の通航は60日間に限り無料 で確保するという。一方、レバノンを含む全ての前線での軍事行動を即時かつ恒久的に 終了することを宣言するとしており、イスラエルの対応も焦点である。 金先限は夜間取引で2万2329円まで下落したのち、日中取引で下げ一服となっ た。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ見通しが圧迫要因になったが、米国とイラン が戦争終結に向けた覚書に電子署名したことが下支えになった。円相場は1ドル= 160円台後半の円安に振れた。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、米連邦公開市場委員会(F OMC)後のドル高を受けて急落した。アジア市場では、朝方の4281.20ドルか ら、米国とイランが戦争終結に向けた覚書に電子署名したことを受けて買い優勢となっ た。 午前11時現在、4318.87ドルで推移、銀は6940セントで推移。前営業日 の大引け時点は金が4327.01ドル、銀が7019セント。 MINKABU PRESS
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