<大豆> シカゴ大豆11月限は今月15日に約3カ月ぶりの安値となる1121.75セント まで下落した。15日から反発に転じ、25日に1160.25セントまで上昇し、今 月4日以来の高値をつけ、1157セントで堅調に引けた、 5月半ばの米中首脳で交わされた中国による米国産穀物購入について明確な時期は設 定されていないものの、時おり中国向けの大口成約の発表が行われていることが下支え 要因になっている。 一方でドル高傾向が続いているなかで価格が上昇すると国際市場での価格競争力が低 下し、ドル高が対中輸出のハードルとなる可能性がある。 米産地で順調な生育が続いていることも重石となっているため、1160セント台か ら一段高となる上伸力を欠く展開になると予想。 6月18日までの週における米農務省(USDA)発表の週間純輸出報告は前週を上 回る強気だったが、価格下落により需要喚起された印象だ。旺盛な輸出向け需要を維持 できるかが注目される。目先は30日発表の米国産コーンの今年の作付け面積、全米四 半期在庫に対しての反応の見極めが必要だ。 <コーン> シカゴコーン12月限は5月下旬から6月下旬にかけて軟調に運ばれた後、下げ渋り に転じた。6月25日に431.50セントまで下落、一代安値を更新したが、その後 は反発じており、下げ一巡の可能性が高まっている。 米農務省(USDA)発表の週間輸出報告は前週を下回る状況が続きながらも、前年 同時期は大幅に上回る強気を維持。その一方で米産地では雨に恵まれて順調な生育が続 いている。 7月が近づくなか、熱波に対する警戒感が強まる時期を迎えているため、産地の天気 次第で一喜一憂する可能性がある。ただ、米利上げ観測を受けたドル買いの動きが重石 になることも想定されるため、天候面の急変などが無い限り、上げ余地が限られるなか での低迷が続くと予想される。30日に米農務省(USDA)から米国産コーンの今年 の作付け面積、全米四半期在庫の発表がある。次の方向性を示すになる可能性があり、 注意したい。 <小豆> 取組はゼロであり、手出し難が続いている。 MINKABU PRESS
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