金・銀午前=金は続伸、NY高も米イランの軍事衝突で上げ一服

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 金は続伸。ニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相
場の上げ一服に上値を抑えられたが、押し目は買われた。銀は出来ず。
 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が190〜325円高、金ミニが
160.5〜321.0円高、ゴールドスポットが428円高、銀が出来ず。
 午前11時2分現在の出来高は、金が8754枚、金ミニが6564枚、ゴールドス
ポットが114枚、銀が0枚。
【NY金は原油安やドル安が支援】
 金は原油安やドル安が支援要因になった。ホルムズ海峡の開放で中東の原油供給量が
増加し、原油安となった。一方、6月の米ミシガン大消費者信頼感指数確報値は
49.5と、過去最低だった5月の44.8から上昇した。ただ家計は依然として生活
費の高騰に懸念を示している。6月の速報値は48.9。市場予想は50.0への上
昇。1年後のインフレ期待は4.6%。5月の4.8%から低下したものの、依然とし
て高水準にある。
 イランがホルムズ海峡で貨物船を攻撃したことを受け、米軍がイランの軍事施設を攻
撃し、攻撃の応酬となった。双方が停戦合意に違反したと非難した。週明けは原油高と
なったが、アクシオスが、米高官の話として、イランとの間で互いに攻撃を停止するこ
とで合意したと報じた。米国とイランは30日に仲介国であるカタールの首都ドーハで
協議をするという。一方、イスラエルとレバノンはレバノンに拠点を置く親イラン武装
組織ヒズボラとイスラエルの戦闘終結に向けた枠組み合意に署名したが、イスラエル軍
がヒズボラを攻撃した。中東の紛争が止まるかどうかを確認したい。
 金先限は夜間取引で2万1791円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因になっ
た。円相場は1ドル=161円台後半で推移した。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、もみ合い。前週末の海外市場では、原油安やドル安を受け
て買い優勢となった。アジア市場では、朝方の4056.94ドルから、米イランの軍
事衝突が圧迫要因になったが、攻撃停止合意を受けて押し目を買われた。
 午前11時現在、4060.95ドルで推移、銀は5830セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が4023.96ドル、銀が5760セント。

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