ドル円はNY時間に入って買戻しが優勢となっており107.70円近辺まで一時戻す場面が見られた。米利下げ期待によるドル売りの流れは続いているものの、トランプ大統領の発言でイラン情勢への懸念が一旦後退しており、ドル円も買い戻しが出ている模様。 トランプ大統領は、イランに対する3箇所への空爆を承認したが、軍司令官に何人(イラン兵)が死ぬかと尋ねたところ、150名との答えに、米無人機撃墜に対する報復としては、相応ではないと判断し中止したという。 ただ、きょうは一時107円台前半まで下落したことで、一部からは105円を視野に入れるとの声も出ているようだ。ドル円には2重の逆風が吹いている。今週のFOMCを通過して市場は早期の利下げを確信しおり、ドル売り圧力は続いている。一方、ドル円にとってはイラン情勢の緊迫化という新たな懸念が台頭して来ている。今回は中止になったとはいえ、軍事行動の可能性は今後も燻る。 今週の日銀決定会合後の黒田総裁の会見からは、ドル円が105円を下回るようであれば、日銀が対応する可能性もありそうだが、日銀の追加緩和余地は既に小さく、その効果には疑問もある中、ドル円は上値の重い展開が警戒されている。 USD/JPY 107.59 minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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