金・銀午前=金は反発、米利上げ観測後退やイラン封鎖強化見通しで

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 金は反発。ニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、押し目買いが入
って堅調となった。銀は出来ず。
 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が218〜402円高、金ミニが
328.0〜458.0円高、ゴールドスポットが682円高、銀が出来ず。
 午前11時2分現在の出来高は、金が6593枚、金ミニが8667枚、ゴールドス
ポットが82枚、銀が0枚。
【NY金は米小売売上高の減少などが支援】
 金は米小売売上高の減少やドル安などが支援要因になった。7月の米小売売上高は前
月比0.6%減少した。市場予想の0.1%増に反して落ち込み、9カ月ぶりのマイナ
スとなったほか、下げ幅は14カ月ぶりの大きさとなった。大型の税還付による押し上
げ効果が薄れ、第3四半期に入り個人消費が大きく減速していることが示唆された。8
月の米ミシガン大消費者信頼感指数速報値は51.0と、7月の55.2から低下し
た。低下は3カ月ぶり。中東情勢の緊迫化を受けた生活費上昇に対する懸念が重しにな
った。市場予想は54.5だった。
 ベセント米財務長官は、イランについて「一国に対する経済的孤立の歴史上、かつて
ない措置を講じる予定だ」と明らかにし、「世界がこれまで見たことのないような経済
的孤立と、イラン港湾への出入りを一切封じるホルムズ海峡での封鎖継続を組み合わせ
たものになる」と述べた。米政権は今週、イランに対する経済封鎖の追加措置を発表す
る。
 金先限は2万3141円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因になった。円相場
が1ドル=159円台前半で円高に振れた。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、堅調。前週末の海外市場では、米小売売上高の減少やドル
安などを受けて買い優勢となった。アジア市場では、朝方の4375.16ドルから、
ドル安を受けて買い優勢となった。
 午前11時現在、4394.76ドルで推移、銀は6564セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が4332.28ドル、銀が6421セント。

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