アジア株 総じて下落、米中貿易協議の不透明感で

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:18現在
香港ハンセン指数   28311.07(-692.13 -2.39%)
中国上海総合指数  2850.95(-42.80 -1.48%)
台湾加権指数     10733.67(-190.04 -1.74%)
韓国総合株価指数  2102.01(-66.00 -3.04%)
豪ASX200指数    6295.33(+26.18 +0.42%)
インドSENSEX30種  37681.01(-108.12 -0.29%)

 9日のアジア株は、総じて下落。トランプ米大統領による中国を非難する発言などが嫌気されている。米中貿易協議の不透明感や貿易摩擦激化への警戒感が広がり、アジア株はおおむね売り優勢で推移した。

 上海総合指数は大幅続落。酒造会社の貴州茅臺酒、保険大手の中国平安保険、調味料メーカーの佛山市海天調味食品、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、化学品メーカーの万華化学集団が売られた。
   
 香港ハンセン指数は大幅続落。保険会社のAIAグループ、通信サービスのテンセント・ホールディングス、世界的金融グループのHSBCホールディングス、食品加工サービスの万洲国際(WHグループ)、石油大手の中国海洋石油(CNOOC)が売られた。
   
 豪ASX200指数は反発。通信会社のテルストラ・コーポレーション、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、石油・ガス会社のウッドサイド・ペトロリアム、多角事業メーカーのオリカ、物流サービスのブランブルズ、天然ガス輸送パイプライン運営会社のAPAグループが買われた。

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