アジア株 全面安、米中貿易協議への不透明感で

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間17:34現在
香港ハンセン指数   29209.82(-871.73 -2.90%)
中国上海総合指数  2906.46(-171.88 -5.58%)
台湾加権指数     10897.12(-199.18 -1.80%)
韓国総合株価指数  休場
豪ASX200指数    6283.73(-52.07 -0.82%)
インドSENSEX30種  38612.49(-350.77 -0.90%)
  
 6日のアジア太平洋株式市場は全面安。トランプ米大統領がツイッターで、中国からの輸入品2000億ドル相当に関して、10日に関税を10%から25%に引き上げる
意向を表明した。さらに中国が今週予定されている米国との貿易協議の中止を検討している報じられたことから、米中貿易協議の不透明感が広がり、各市場ともに売り優勢で
推移した。韓国市場、タイ市場は休場。
   
 中国上海総合指数は171.88ポイント安の2906.46ポイント。香港株式市場でハンセン指数は871.73ポイント安の2万9209.82ポイント。豪州株式
市場でASX200指数は52.08ポイント安の6283.72ポイント。
  
 中国大陸市場で上海総合指数は大幅反落。5.6%安となった。一時6.5%超の下げを見せた。酒造会社の貴州茅臺酒、保険大手の中国人寿保険、中国石油化工(シノ
ペック)、通信会社のチャイナ・ユナイテッド・ネットワーク・コミュニケーションズ、コンテナ・港湾サービスの上海国際港務が売られた。
   
 香港ハンセン指数は大幅反落。保険会社のAIAグループ、通信サービスのテンセント・ホールディングス、世界的金融グループのHSBCホールディングス、機械メー
カーの創科実業(テクトロニック・インダストリーズ)、ホテル・娯楽施設運営のギャラクシー・エンターテインメントが売られた。
   
 豪ASX200指数は続落。銀行大手のウエストパック銀行、投資銀行のマッコーリー・グループ、ワインメーカーのトレジャリー・ワイン・エステート、医薬品メー
カーのCSL、小売会社のウールワース・グループ、資源・鉱山会社のBHPグループが売られた。

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。