NY株式27日(NY時間16:20) ダウ平均 23138.82(+260.37 +1.14%) S&P500 2488.80(+21.10 +0.86%) ナスダック 6579.49(+25.14 +0.38%) CME日経平均先物 20095(大証終比:+75 +0.38%) きょうのNY株式市場でダウ平均は続伸。前日は1000ドル超急伸し、終値では過去最大の上げ幅となった。さすがにきょうはその反動が出て、ダウ平均は一時600ドル超下落する場面も見られた。 中国への懸念が根強く、東京時間に発表になっていた11月の中国工業部門企業利益が2015年12月以来の前年比でマイナスに落ち込んだ。また、ロイター通信の報道によると、トランプ政権がファーウェイやZTE製の機器の使用を米企業に禁止する緊急対応を宣言する大統領令を新年に出すことを検討していると伝えている。また、クリスマス休暇明けの欧州株の下げやこの日の米消費者信頼感指数が弱い内容だったこともムードを悪化させた。 ただ、引けにかけて急速に買い戻しが膨らみ、600ドル超下落していたダウ平均は一気にプラス圏に切り返している。前日の急伸が反転のサインとの見方も出ており、きょうの米株が下げを切り返すか注目だったが、明日以降にも期待感を残す動きとなった。 ダウ採用銘柄は序盤は全銘柄が下落していたが、結局、28銘柄が上昇に転じている。3M、IBM、P&G、ダウ・デュポン、メルク、シェブロンが上昇。一方、アップルが反落して終えた。 ナスダックは一時3%超下落していたもののプラスで引けている。アマゾンやアップル、テスラは下落したものの、マイクロソフトやアルファベット、シスコシステムズがプラスに転じた。エヌビディア、AMDは下落。 エヌビディアとAMDは、アナリストがグラフィック半導体関連銘柄に対して、流通市場でGPUの平均販売価格の下げが続いており、短期的には慎重姿勢を維持することが適切との見方を示していた。第4四半期の業績を圧迫するとしている。 ワイヤレス充電技術のエナジェスが大幅高。同社のワイヤレス充電技術を使用したディライト社製の補聴器が、米連邦通信委員会(FCC)から米国内での販売を認可された。 エナジェス 7.04(+2.46 +53.71%) AMD 17.49(-0.41 -2.29%) アルファベット(C) 1043.88(+4.42 +0.43%) フェイスブック 134.52(+0.34 +0.25%) ネットフリックス 255.57(+1.90 +0.75%) テスラ 316.13(-9.96 -3.05%) アマゾン 1461.64(-9.26 -0.63%) エヌビディア 131.17(-1.93 -1.45%) ツイッター 28.68(+0.02 +0.07%) ダウ採用銘柄 J&J 127.41(+0.70 +0.55%) P&G 92.02(+1.93 +2.14%) ダウ・デュポン 53.33(+1.10 +2.11%) ボーイング 317.14(+3.21 +1.02%) キャタピラー 126.67(+1.91 +1.53%) ユナイテッド 105.76(-0.25 -0.24%) ビザ 132.01(+1.78 +1.37%) ナイキ 73.67(+0.66 +0.90%) ウォルグリーン 68.34(+0.56 +0.83%) 3M 190.70(+4.44 +2.38%) エクソンモビル 68.94(+0.30 +0.44%) シェブロン 109.32(+1.93 +1.80%) コカコーラ 47.53(+0.59 +1.26%) ディズニー 106.52(+0.69 +0.65%) マクドナルド 175.71(+1.68 +0.97%) ウォルマート 91.59(+1.18 +1.31%) ホームデポ 170.32(+2.04 +1.21%) JPモルガン 97.04(+1.08 +1.13%) トラベラーズ 118.67(+1.50 +1.28%) ゴールドマン 165.41(+2.48 +1.52%) アメックス 94.68(+0.84 +0.90%) ユナイテッドヘルス 245.97(+2.62 +1.08%) IBM 113.78(+2.39 +2.15%) アップル 156.15(-1.02 -0.65%) ベライゾン 55.15(+0.71 +1.30%) マイクロソフト 101.18(+0.62 +0.62%) インテル 46.36(+0.17 +0.37%) ファイザー 42.85(+0.66 +1.56%) メルク 75.38(+1.38 +1.86%) シスコシステムズ 42.91(+0.44 +1.04%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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