NY株式29日(NY時間12:19) ダウ平均 25284.77(-81.66 -0.32%) ナスダック 7264.45(-27.14 -0.37%) CME日経平均先物 22300(大証終比:+60 +0.27%) きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。明日からのG20首脳会議を巡って調整の動きが出ている模様。前日はパウエルFRB議長の講演を受けて来年の利上げ期待が後退しており、株式市場は急反発していた。きょうはその反動が出ているとも言える。 12月1日に米中首脳会談が予定されているが、市場では最終合意への期待感は薄いものの、何らかの前向きなアクションは出るのではとの期待もあるようだ。ダウジョーンズは「米中は緊張緩和に向けた合意を模索している」と伝えていた。トランプ大統領も「中国は合意したがっている。それに近づいている」と述べている。ただ、何らかの前進は見られるのかもしれないが、最終合意には程遠く、25%への関税引き上げは実施される可能性は高いと見ている向きが多い。 IT・ハイテク株が戻り売りに押されているほか、米10年債利回りが一時3%を下回ったことから、銀行株の下げが目立っている。 ダウ採用銘柄ではゴールドマン、アメックスが下落しているほか、インテル、アップル、マイクロソフトも軟調。ユナイテッドテクノロジーズ、キャタピラーも下げている。一方、ボーイング、ユナイテッド・ヘルス、マクドナルドが堅調。マクドナルドはアナリストの目標株価引き上げが伝わっていた。 ナスダックも反落。アップル、マイクロソフト、テスラが下落。一方、ネットフリックス、フェイスブックが上昇。 マーケティング・サービスのニールセンが上昇。英FT紙がシカゴの投資会社マジソン・ディアボーンが同社に対して、会社全体、もしくは一部の買収に興味を示していると伝えた。 アパレル販売のアバクロンビー&フィッチが大幅高。8-10月期決算を発表しており、既存店売上高の伸びが予想を大きく上回った。 アパレルのエクスプレスが大幅安。8-10月期の決算を発表しており、既存店売上高が横ばいだったほか、見通しは減少を予想している。 ニールセン 27.05(+0.95 +3.62%) アバクロンビー 19.99(+2.87 +16.76%) エクスプレス 6.53(-0.64 -8.87%) アルファベット(C) 1081.45(-4.78 -0.44%) フェイスブック 137.62(+0.86 +0.63%) ネットフリックス 285.54(+2.89 +1.02%) テスラ 342.55(-5.32 -1.53%) アマゾン 1670.53(-7.22 -0.43%) エヌビディア 157.87(-2.04 -1.28%) ツイッター 30.69(-2.05 -6.25%) ダウ採用銘柄 J&J 146.61(+0.17 +0.12%) P&G 92.84(-0.17 -0.18%) ダウ・デュポン 57.29(+0.45 +0.79%) ボーイング 339.31(+5.81 +1.74%) キャタピラー 129.17(-1.60 -1.22%) ユナイテッド 120.94(-1.79 -1.46%) ビザ 139.57(-1.81 -1.28%) ナイキ 74.32(-0.34 -0.46%) ウォルグリーン 84.36(-0.30 -0.35%) 3M 203.89(-0.45 -0.22%) エクソンモビル 78.79(+0.34 +0.43%) シェブロン 118.81(+0.67 +0.57%) コカコーラ 49.31(-0.01 -0.02%) ディズニー 115.36(-0.74 -0.64%) マクドナルド 189.37(+1.52 +0.81%) ウォルマート 96.96(-0.50 -0.51%) ホームデポ 175.18(-2.25 -1.27%) JPモルガン 109.90(-1.04 -0.94%) トラベラーズ 129.41(-1.29 -0.99%) ゴールドマン 193.70(-3.85 -1.94%) アメックス 110.90(-1.99 -1.76%) ユナイテッドヘルス 284.71(+3.76 +1.34%) IBM 122.04(-0.96 -0.78%) アップル 178.23(-2.71 -1.50%) ベライゾン 59.59(-0.47 -0.78%) マイクロソフト 109.91(-1.21 -1.09%) インテル 48.07(-0.79 -1.62%) ファイザー 45.25(+0.35 +0.78%) メルク 77.82(+0.59 +0.76%) シスコシステムズ 47.51(+0.22 +0.47%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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