NY株式28日(NY時間12:30) ダウ平均 25202.52(+453.79 +1.83%) ナスダック 7222.07(+139.37 +1.97%) CME日経平均先物 22310(大証終比:+80 +0.36%) きょうのNY株式市場でダウ平均は450ドル超続伸しており買戻しが続いている。序盤は12月1日に予定されている米中首脳会談への期待が買い戻しを誘発していた。きのう、クドロー米国家経済会議(NEC)委員長はインタビューで「合意の可能性にオープン」と述べていたことに期待感を高めている模様。 そのような中、昼になってパウエルFRB議長のNYエコノミッククラブでの講演を受けて急速に買い戻しを強めている。議長は「政策に既定路線なく、金利は中立レンジをやや下回る」と述べた。前日にクラリダ副議長は「漸進的な利上げが適切」と発言していたが、それよりも引き締めに慎重になっている雰囲気も感じられ、株式市場はポジティブに感じ取っているようだ。 また、議長は「株価は概ね過去のベンチマークに沿った動き。金融安定を過剰に脅かす危険はない」と述べていたことも株式投資家にとっては心強かったようだ。序盤に下落していた銀行株やエネルギー株も買い戻されており、ほぼ全面高の様相も見せている。 ダウ採用銘柄は28銘柄が上昇。ボーイングやキャタピラーが上昇しているほか、マイクロソフト、アップル、ビザ、ナイキ、ユナイテッド・ヘルスが上昇。一方、ユナイテッドテクノロジーズが反落している。 ナスダックも大幅続伸。フェイスブックやAMDは下落しているものの、アマゾン、アップル、マイクロソフト、アドビなど主なIT・ハイテク株は上昇。 ティファニーが大幅安。8-10月期決算を発表しており、既存店売上高が予想を下回った。 セールスフォースが上昇。8-10月期決算を発表しており、1株利益が予想を上回ったほか、通期見通しも予想以上に上方修正しており心強い決算となった。 ティファニー 92.45(-12.50 -11.91%) セールスフォース・ドットコム 136.72(+9.18 +7.20%) アルファベット(C) 1066.03(+21.62 +2.07%) フェイスブック 134.20(-0.80 -0.59%) ネットフリックス 275.40(+8.77 +3.29%) テスラ 346.88(+2.96 +0.86%) アマゾン 1641.74(+60.32 +3.81%) エヌビディア 158.24(+4.51 +2.94%) ツイッター 32.27(-0.34 -1.04%) ダウ採用銘柄 J&J 145.20(+1.98 +1.38%) P&G 92.87(+0.15 +0.16%) ダウ・デュポン 57.58(+0.40 +0.70%) ボーイング 330.91(+12.88 +4.05%) キャタピラー 128.45(+3.85 +3.09%) ユナイテッド 121.44(-1.24 -1.01%) ビザ 139.75(+3.84 +2.83%) ナイキ 74.03(+1.94 +2.69%) ウォルグリーン 84.44(+1.02 +1.22%) 3M 202.32(+1.63 +0.81%) エクソンモビル 77.90(+0.85 +1.10%) シェブロン 117.44(+2.23 +1.94%) コカコーラ 49.55(+0.18 +0.36%) ディズニー 115.38(+1.48 +1.30%) マクドナルド 187.27(+2.64 +1.43%) ウォルマート 97.18(+2.14 +2.25%) ホームデポ 174.75(+2.56 +1.48%) JPモルガン 110.68(+0.96 +0.87%) トラベラーズ 130.73(+1.12 +0.86%) ゴールドマン 196.00(+2.35 +1.21%) アメックス 112.50(+2.39 +2.17%) ユナイテッドヘルス 280.88(+9.73 +3.59%) IBM 122.14(+2.11 +1.76%) アップル 179.17(+4.93 +2.83%) ベライゾン 60.33(-0.32 -0.53%) マイクロソフト 110.94(+3.80 +3.55%) インテル 48.78(+0.71 +1.48%) ファイザー 44.58(+0.51 +1.16%) メルク 76.78(+0.44 +0.58%) シスコシステムズ 47.11(+0.99 +2.15%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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