続落、対イラン制裁の緩和で供給ひっ迫懸念が後退=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=62.21(-0.89 -1.41%)

 ニューヨーク原油は続落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.89~0.87ドル安。その他の限月は0.85ドル安~0.71ドル高。

 今週、米国は対イラン制裁の第2弾を発動し、石油取引も制裁に加えたが、一部の国については石油取引の継続を一時的に容認した。イランから一定の供給があるほか、他の主要な産油国はイランに対する石油制裁に備えて増産してきたことから、供給ひっ迫懸念が後退している。
 
 時間外取引で12月限は売り優勢で推移した後、通常取引序盤にプラス転換すると63.32ドルまで強含んだ。ただ、買いが優勢となったのは一時的で、再び下げに転じると61.31ドルまで下落した。

minkabu PRESS編集部 

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