反発、中国の原油処理量拡大を好感=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=69.12(+0.47 +0.68%)

 ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比は、期近2限月が0.47~0.57ドル高。その他の限月は0.29~0.72ドル高。

 中国国家統計局が発表した9月の製油所原油処理量が過去最高水準の日量1249万バレルとなったことが好感された。石油輸出国機構(OPEC)加盟国と減産協力国の9月の減産遵守率が111%となり、8月の129%から低下したと伝わったことは各国が積極的に増産していることを示唆したものの、主要な産油国がイランやベネズエラの減産を穴埋めするために十分に増産できていないことも連想された。

 時間外取引で12月限は買いが優勢。68.62ドルまで小幅安となる場面はあったが、売りに持続性はなかった。通常取引開始後は69.90ドルまで堅調に推移した。

(minkabu PRESS編集部)

※本文とタイトルを修正しました 

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