鈴木日銀審議委員　金融システムの安定性を維持

鈴木人司日銀委員が沖縄県金融経済懇談会であいさつ。
　強力な金融緩和を息長く継続していくにあたっては、重要となる視点が2つ
第1に、政策運営スタンスをより明確にし、金融緩和が長期化する中にあっても、政策に対する信認の確保を図る。
第2に、金融政策が国債市場や金融機関へ与える影響について、一層目を凝らしていく必要。
　金融政策では、常に中長期の効果と副作用の比較衡量に基づいて慎重な判断を求められる。
　累積する副作用が顕現化すると手遅れのリスク。
　現状においては、わが国の金融機関は全体として資本、流動性の両面で強いストレス耐性を備えており、金融システムの安定性も維持されている。 

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