反発、前日の下げの反動で買いが優勢に=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=65.46(+0.45 +0.69%)

 ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比は、期近2限月が0.42~0.45ドル高。その他の限月は0.25~0.42ドル高。

 前日の下げの反動で買いが優勢となった。暴落したトルコ・リラには買い戻しが続いているほか、下落基調のオフショア人民元も反発し、トルコや中国の景気不安がやや後退している。6月以降中断していた米中通商協議が今月下旬にも再開される見通しとなったことは、拡大する米中貿易戦争に対する不安感をやや後退させた。ただ、上海総合株価指数は一時年初来安値を更新しており、中国の景気不安は根強い。

 時間外取引で9月限は64.43ドルまで下落し、前日の安値を下回った。ただ、一方的な下げにはならず、その後は前日終値水準でもみ合った。通常取引に入っても売り買いが交錯したが、次第に買いが優勢となり、65.52ドルまで上げた。

(minkabu PRESS編集部) 

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