続落、米原油在庫の増加やロシアの増産示唆を嫌気=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=67.66(-1.10 -1.60%)

 ニューヨーク原油は続落。終値の前営業日比は、期近2限月が1.13~1.10ドル安。その他の限月は1.29~0.67ドル安。

 ロシアのノバク・エネルギー相が増産を続けていることを示唆したほか、米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、市場予想に反して原油在庫が増加したことが重しとなった。米中貿易戦争の行方が引き続き不透明で、主要国の景気見通しが曇っていることも圧迫要因。

 時間外取引で9月限は軟調に推移。米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計で、原油在庫が増加したことが嫌気された。通常取引開始後には67.31ドルまで下げ幅を拡大した。

(minkabu PRESS編集部) 

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