東京金　ＥＣＢは少なくとも来年夏まで利上げ見送り、ＦＲＢとの温度差明らか

東京時間10:21現在
東京金先物6月限（TOCOM）
1グラム＝4362.00（-8.00　-0.18%）
ＮＹ金先物12月限（ＣＯＭＥＸ）（時間外取引）
1オンス＝1232.10（-3.20　-0.26%）
※東京金先物は5分程度の遅れ

　東京金先物は小幅安。円安・ドル高で下げ幅は限定的だが、昨日の海外市場は引き続き重かった。

　欧州中央銀行（ＥＣＢ）は少なくとも来年の夏までは現行の政策金利水準を継続するとしており、金融政策の正常化を続ける米連邦準備理事会（ＦＲＢ）との温度差は明らかで、ドルの先高感が内外の金相場を圧迫している。欧州と米国が貿易障壁の撤廃に向けて協議を進めることで合意していることも、世界的な景気見通しの不透明感をやや後退させ、金相場の重しとなっている。 

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