原油反発。米主要株価指数の反発などで。74.49ドル/バレル近辺で推移。
金反発。ドル指数の反落などで。2,061.45ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。24年05月限は13,875元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。24年02月限は566.3元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1090ドル(前日比10.25ドル拡大)、円建てで5,023円(前日比59円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(12月22日 11時30分時点 6番限)
金 9,386円/g
白金 4,363円/g
ゴム 242.2円/kg
とうもろこし 38,320円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 22年8月5日午前10時35分時点)
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「24年も史上最高値更新が起きると予想(2)」
前回は、「24年も史上最高値更新が起きると予想」として、金(ゴールド)に関わる七つのテーマ(2024年 筆者イメージ)について述べました。
今回は、「24年も史上最高値更新が起きると予想(2)」として、2024年のドル建て金(ゴールド)価格見通し(筆者イメージ)について述べます。
米大統領選(2024年11月)に向けて、前回(2020年)と異なり候補者が建設的な論戦が繰り広げた場合、施策に対する期待が膨らみ、景気回復期待(あくまでも期待)が増幅して株高が起きる可能性があります。こうした動きが目立てば、金(ゴールド)市場に「代替資産」起因の下落圧力がかかります。
とはいえ、FRBの方針転換(利上げ→利下げ)の影響度は高く、(大統領選だけでなく)さまざまな文脈で代替資産起因の下落圧力が発生したとしても、FRBの方針転換がもたらす代替通貨起因の上昇圧力がそれを相殺し(有事ムードも加勢し得る)、金(ゴールド)相場は高止まり、あるいは株高の中でも上昇する可能性があります。
このようなシナリオを描くことができるのは、単一のテーマだけで金(ゴールド)相場を注視しない考え方に立っているためです。単一のテーマだけで2024年のシナリオを立てようとすれば、利下げ→景気回復期待増幅→株高→金(ゴールド)安という短絡的なシナリオしか描けないでしょう。
2024年の金(ゴールド)相場が「株と金(ゴールド)は逆相関の関係でなければならない」という考え方が現代の金(ゴールド)相場分析になじまないことを、改めて証明してくれるかもしれません。2024年の金(ゴールド)相場の動向に、要注目です。
図:2024年のドル建て金(ゴールド)価格見通し(筆者イメージ) 単位:ドル/トロイオンス
出所:LBMAのデータをもとに筆者作成
金反発。ドル指数の反落などで。2,061.45ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。24年05月限は13,875元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。24年02月限は566.3元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1090ドル(前日比10.25ドル拡大)、円建てで5,023円(前日比59円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(12月22日 11時30分時点 6番限)
金 9,386円/g
白金 4,363円/g
ゴム 242.2円/kg
とうもろこし 38,320円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 22年8月5日午前10時35分時点)
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「24年も史上最高値更新が起きると予想(2)」
前回は、「24年も史上最高値更新が起きると予想」として、金(ゴールド)に関わる七つのテーマ(2024年 筆者イメージ)について述べました。
今回は、「24年も史上最高値更新が起きると予想(2)」として、2024年のドル建て金(ゴールド)価格見通し(筆者イメージ)について述べます。
米大統領選(2024年11月)に向けて、前回(2020年)と異なり候補者が建設的な論戦が繰り広げた場合、施策に対する期待が膨らみ、景気回復期待(あくまでも期待)が増幅して株高が起きる可能性があります。こうした動きが目立てば、金(ゴールド)市場に「代替資産」起因の下落圧力がかかります。
とはいえ、FRBの方針転換(利上げ→利下げ)の影響度は高く、(大統領選だけでなく)さまざまな文脈で代替資産起因の下落圧力が発生したとしても、FRBの方針転換がもたらす代替通貨起因の上昇圧力がそれを相殺し(有事ムードも加勢し得る)、金(ゴールド)相場は高止まり、あるいは株高の中でも上昇する可能性があります。
このようなシナリオを描くことができるのは、単一のテーマだけで金(ゴールド)相場を注視しない考え方に立っているためです。単一のテーマだけで2024年のシナリオを立てようとすれば、利下げ→景気回復期待増幅→株高→金(ゴールド)安という短絡的なシナリオしか描けないでしょう。
2024年の金(ゴールド)相場が「株と金(ゴールド)は逆相関の関係でなければならない」という考え方が現代の金(ゴールド)相場分析になじまないことを、改めて証明してくれるかもしれません。2024年の金(ゴールド)相場の動向に、要注目です。
図:2024年のドル建て金(ゴールド)価格見通し(筆者イメージ) 単位:ドル/トロイオンス
出所:LBMAのデータをもとに筆者作成