原油反発。米主要株価指数の反発などで。78.40ドル/バレル近辺で推移。
金反落。ドル指数の反発などで。2,163.95ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。24年05月限は14,200元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。24年04月限は622.2元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1226.35ドル(前日比11.55ドル縮小)、円建てで5,862円(前日比7円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(3月13日 18時11分時点 6番限)
金 10,266円/g
白金 4,404円/g
ゴム 329.5円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 22年8月5日午前10時35分時点)
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「近年の株と金(ゴールド)の関係」
前回は、「株価下落時の金(ゴールド)相場の傾向」として、筆者が考える地震の「ゆれ」と投資家が備えるべきことについて述べました。
今回は、「近年の株と金(ゴールド)の関係」として、MSCIオールカントリーワールドインデックスと金(ゴールド)の価格推移について述べます。
改めて、株価と金(ゴールド)価格の関係を確認します。主要な株価指数と金(ゴールド)、銅の相関係数です。相関係数は▲1と1の間で決定します。二つの価格推移が同じように動く傾向(正の相関)が強い場合、1に接近します(1の場合二つの値動きは完全に一致)。
正反対に動く傾向(負の相関)が強い場合、▲1に接近します。また、0は全く関わり合っていないことを示します。相関係数が0.7程度であれば、二つの価格推移は関わり合っている(相関が認められる)と言えます。
2000年1月から2024年2月までの毎月の終値を基にして算出した、MSCIオールカントリー・ワールド・インデックスと金(ゴールド)の相関係数は0.774でした。この数値は、二つの値動きが似通っていることを示唆しています。
産業用で多用され、景気動向と関りが深いとされる銅との相関係数(0.658)よりも高いことが分かります。長期視点でみると、金(ゴールド)は銅以上に株と同じように動いていると言えます。
以下は、相関係数が0.7超えとなった期間を含む、株と金(ゴールド)の価格推移です。株は長期上昇トレンドを維持しています。金(ゴールド)はリーマンショック後にさらに騰勢を強め、その後は乱高下をしつつも、株と同じような山と谷を描いて上昇してきています。
図:MSCIオールカントリーワールドインデックスと金(ゴールド)の価格推移
出所:LBMAおよびQUICKのデータを基に筆者作成
金反落。ドル指数の反発などで。2,163.95ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。24年05月限は14,200元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。24年04月限は622.2元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1226.35ドル(前日比11.55ドル縮小)、円建てで5,862円(前日比7円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(3月13日 18時11分時点 6番限)
金 10,266円/g
白金 4,404円/g
ゴム 329.5円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 22年8月5日午前10時35分時点)
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「近年の株と金(ゴールド)の関係」
前回は、「株価下落時の金(ゴールド)相場の傾向」として、筆者が考える地震の「ゆれ」と投資家が備えるべきことについて述べました。
今回は、「近年の株と金(ゴールド)の関係」として、MSCIオールカントリーワールドインデックスと金(ゴールド)の価格推移について述べます。
改めて、株価と金(ゴールド)価格の関係を確認します。主要な株価指数と金(ゴールド)、銅の相関係数です。相関係数は▲1と1の間で決定します。二つの価格推移が同じように動く傾向(正の相関)が強い場合、1に接近します(1の場合二つの値動きは完全に一致)。
正反対に動く傾向(負の相関)が強い場合、▲1に接近します。また、0は全く関わり合っていないことを示します。相関係数が0.7程度であれば、二つの価格推移は関わり合っている(相関が認められる)と言えます。
2000年1月から2024年2月までの毎月の終値を基にして算出した、MSCIオールカントリー・ワールド・インデックスと金(ゴールド)の相関係数は0.774でした。この数値は、二つの値動きが似通っていることを示唆しています。
産業用で多用され、景気動向と関りが深いとされる銅との相関係数(0.658)よりも高いことが分かります。長期視点でみると、金(ゴールド)は銅以上に株と同じように動いていると言えます。
以下は、相関係数が0.7超えとなった期間を含む、株と金(ゴールド)の価格推移です。株は長期上昇トレンドを維持しています。金(ゴールド)はリーマンショック後にさらに騰勢を強め、その後は乱高下をしつつも、株と同じような山と谷を描いて上昇してきています。
図:MSCIオールカントリーワールドインデックスと金(ゴールド)の価格推移
出所:LBMAおよびQUICKのデータを基に筆者作成