週刊石油展望

著者:三浦 良平
ブックマーク
 米国ダウ平均やS&P等主要米国株価指数は高値更新をするなど、米中リスク後退による株高に支援される局面も見込まれるが、目先の原油在庫水準はパッとしないと言わざるを得ない状況だろう。方向感が出にくいか、幾分の値戻し余地は残している可能性はあるものの、6割強の値戻しは達成されていることから目先の戻りをやりきった可能性もあり、反落に対しても一定の警戒をしておきたい。
 

 

 

このコラムの著者

三浦 良平(ミウラ リョウヘイ)

エネルギー部課長として国内商社や地場SS等を担当。
世界経済の動向、石油現物価格、シンプルなテクニカル分析をもとに相場分析を行います。北海道出身。