週刊石油展望

著者:三浦 良平
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 先週は、週前半の反落から、水、木と大幅に値位置を切り上げる展開となったが、今週は目先の高値を探る展開となるであろう。9月半ばのサウジ石油施設への攻撃で暴騰、その後二週間に亘る下落で10月初旬に安値、そこからちょうど現在の値位置が3分の2戻し水準となっている。ここからは、よほど大きな材料が出ない限り、前回の高値水準まで一気に値戻しとは考えにくく、利食い売りも出てくる環境だ。一方で、再来週にOPEC総会及びOPECプラス総会を控える中で、関係者発言は基本的に上向きに作用しやすいだろう。マーケットのもう一つのメインテーマである米中貿易交渉に関しては、なかなか展開が予想しづらく引き続き米中の高官発言に注視が必要だ。以上から、目先の高値を探りながら、押し目は買われやすい環境を想定しておきたい。
 

 

 

このコラムの著者

三浦 良平(ミウラ リョウヘイ)

エネルギー部課長として国内商社や地場SS等を担当。
世界経済の動向、石油現物価格、シンプルなテクニカル分析をもとに相場分析を行います。北海道出身。