ゴム週刊情報

ゴム
著者:小網 太郎
◆ファンダメンタルズ

【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引量は約150~160トン。12月5日の価格はキロあたり39.05~39.85バーツ、RSS3号タイ主要港12月積価格は158.0~160.0セント。

【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、11月10日現在15,262トン(前旬比337トン減)。
11月上旬の入出庫は入庫416トン、出庫753トン。

◆展開予想

 東京ゴムは木曜日に急反発、上海ゴムが急上昇し中心限月は13,000元を突破、東京ゴムも反応し195円を突破すると逆指値の影響か買いが集中、先限は199.7円まで上昇した。材料としてはタイ内閣が時間をかけてプランテーションを削減する計画を承認との記事が水曜日に公表されており、それに反応した側面もあろう。ドル円は米中貿易協議への不透明感もあり108円台後半と前週対比円高推移となっている。

 12月6日正午過ぎ現在RSS先限は197.4円前後、TSR先限は149.1円前後の取引。週の高値はRSS199.7円/TSR149.1円、週の安値はRSS186.0円/TSR149.1円。

 東京ゴム当先順鞘幅は23.0円程度、先限の急上昇で順鞘幅は拡大している。産地価格は木曜日タイ休日のため厳密ではないが190円に接近しているだろう。ただ、東京の価格上昇が急激すぎる為、東京市場の“割高幅”が3-4円程度拡大しており、東京の下落もしくは、他市場の上昇による価格修正は想定される。その上で産地サイドからの材料もあり、一度想定レンジを大幅に改める必要がありそうだ。目先は吹き値売り下落調整を見込みつつ、大幅下落時は買い参入まで検討する必要があるだろう。先限のレンジは187.5~200.0円を予想する。
 

 

このコラムの著者

小網 太郎(コアミ タロウ)

国際法人部ゴム担当。 http://www.okachi.co.jp