ゴム週刊情報

著者:小網 太郎
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◆ファンダメンタルズ

【産地】USSのタイ主要卸売3市場の一日の取引は10~30トン。1月23日の価格はキロあたり56.70~58.07バーツ、1月16日のRSS号タイ主要港2月積価格は214.0~218.0セント。

【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、12月31日時点4,174トン(前旬比189トン増)。

 12月下旬の入出庫は入庫655トン、出庫466トン。

◆展開予想

 OSEゴムは続騰、上海ゴム中心限月は週前半に利食い売りに押され下落するも週後半にかけて上海ブタジエンゴムがストップ高となったことが影響してか大幅上昇、OSEゴムも上海連動で軟化後に急反発する形となり、中心限月は一時359.9円まで値を切上げた。株式は世界的に上昇、グリーンランドをめぐる米国による追加関税が一先ず回避されたことでリスクオンが進行、商品は貴金属全般が史上最高値を更新し、原油も上昇、ドル円は日銀金融政策据え置き後に一時158円台後半まで円安ドル高が進行している。

 1月23日のRSS3号6月限(中心限月)は終値537.3円、週高値359.9円、週安値345.0円。上海天然ゴム先物5月限は終値16,320、週高値16,320、週安値15,665であった。

 オファー価格は343円台に上昇、上海ゴム高を受けた原料価格の上昇と円安が換算値を押し上げた。上海ゴム受渡可能在庫は10.9万トン程、指定倉庫在庫は12.3万トン程とほぼ横ばいに変化、来週以降も増減に気を配りたい。OSEゴム1-6番限はマイナス6.8円程度まで順鞘幅が拡大、期近の現物需要が一巡する中で指定倉庫在庫は微増となったことが買い意欲を後退させた可能性があることと先限上昇パースが速かった影響もあるか。主要産地では生産量増加の動きが継続しているとみられ、RSS・TSR20共に順鞘幅拡大方向で動いている。輸入採算面では期近は割安圏に転換し期先の割高感は薄れた格好、春先にかけて新規入着が見込まれると考えるが、当面は上海ゴムが値動きを主導するだろう。中心限月は345.0~365.0円を予想する。

みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート
出所:みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート

 

 

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このコラムの著者

小網 太郎(コアミ タロウ)

岡地株式会社
国際法人部ゴム担当。
http://www.okachi.co.jp