原油反落。米主要株価指数の反落などで。67.08ドル/バレル近辺で推移。
金反発。ドル指数の反落などで。3,382.60ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。25年09月限は13,585元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。25年07月限は495.7元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2131.3ドル(前日比47.20ドル拡大)、円建てで10,224円(前日比29円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(6月12日 18時51分時点 6番限)
金 15,657円/g
白金 5,433円/g
ゴム 291.5円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY金先物 月足 単位:ドル/トロイオンス

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「金・プラチナの積み立てではどうか?」
前回は、「『積立投資のコツ』とは!?」として、積立シミュレーションにおける累積保有数量を確認しました。
今回は、「金・プラチナの積み立てではどうか?」として、積み立てシミュレーション(金・プラチナ価格推移)を確認します。
ここからは、金(ゴールド)とプラチナでの積み立てを想定します。以下は、当社の金・プラチナ取引における「積立価格」と、シミュレーションのための価格(2025年6月以降)を示しています。
金(ゴールド)とプラチナの価格は、ドイツの自動車大手であるフォルクスワーゲン社が違法な装置を使って排ガス浄化装置のテストを潜り抜けていたことが発覚した2015年以降、異なる推移を示してきました(それ以前は、価格差(プラチナ価格-金価格)の議論ができるくらい、似通った動きを演じるケースがあった)。
プラチナには、一定の条件下で自分の性質を変えずに相手の性質を変える作用である「触媒作用」があります。この作用を利用し、エンジンから排出される排ガスに含まれる有毒な物質を水や二酸化炭素などに変えるために、同装置内にプラチナが使われています。
フォルクスワーゲンの問題が発覚したことで、同社の主力車種であるディーゼル車の排ガス浄化装置に使われるプラチナの需要が激減する懸念が生じました。そしてこの機を境に、金(ゴールド)との連動性は低下し、金は金、プラチナはプラチナで、価格が推移し始めました。
こうした経緯を経て、足元、金(ゴールド)の積立価格は約1万5,500円、プラチナの積立価格は5,000円前後で推移しています(いずれも消費税は含まれていない)。
今後10年間、金(ゴールド)とプラチナを、前回までのシミュレーションと同じ条件で積み立てをすることとします。価格の推移は、最初の5年間が横ばいで、最後の5年間に5,000円、上昇することとします。
最終的な資産の額は、金(ゴールド)が約144万円、プラチナは196万円でした(投資金の合計は120万円)。そして保有数量は、以下の通り、最終的には金(ゴールド)は約70グラム、プラチナは約194グラムとなりました。
図:積み立てシミュレーション(金・プラチナ価格推移) 単位:円/グラム

出所:楽天証券の金・プラチナ取引のデータをもとに筆者作成
金反発。ドル指数の反落などで。3,382.60ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。25年09月限は13,585元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。25年07月限は495.7元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2131.3ドル(前日比47.20ドル拡大)、円建てで10,224円(前日比29円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(6月12日 18時51分時点 6番限)
金 15,657円/g
白金 5,433円/g
ゴム 291.5円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY金先物 月足 単位:ドル/トロイオンス

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「金・プラチナの積み立てではどうか?」
前回は、「『積立投資のコツ』とは!?」として、積立シミュレーションにおける累積保有数量を確認しました。
今回は、「金・プラチナの積み立てではどうか?」として、積み立てシミュレーション(金・プラチナ価格推移)を確認します。
ここからは、金(ゴールド)とプラチナでの積み立てを想定します。以下は、当社の金・プラチナ取引における「積立価格」と、シミュレーションのための価格(2025年6月以降)を示しています。
金(ゴールド)とプラチナの価格は、ドイツの自動車大手であるフォルクスワーゲン社が違法な装置を使って排ガス浄化装置のテストを潜り抜けていたことが発覚した2015年以降、異なる推移を示してきました(それ以前は、価格差(プラチナ価格-金価格)の議論ができるくらい、似通った動きを演じるケースがあった)。
プラチナには、一定の条件下で自分の性質を変えずに相手の性質を変える作用である「触媒作用」があります。この作用を利用し、エンジンから排出される排ガスに含まれる有毒な物質を水や二酸化炭素などに変えるために、同装置内にプラチナが使われています。
フォルクスワーゲンの問題が発覚したことで、同社の主力車種であるディーゼル車の排ガス浄化装置に使われるプラチナの需要が激減する懸念が生じました。そしてこの機を境に、金(ゴールド)との連動性は低下し、金は金、プラチナはプラチナで、価格が推移し始めました。
こうした経緯を経て、足元、金(ゴールド)の積立価格は約1万5,500円、プラチナの積立価格は5,000円前後で推移しています(いずれも消費税は含まれていない)。
今後10年間、金(ゴールド)とプラチナを、前回までのシミュレーションと同じ条件で積み立てをすることとします。価格の推移は、最初の5年間が横ばいで、最後の5年間に5,000円、上昇することとします。
最終的な資産の額は、金(ゴールド)が約144万円、プラチナは196万円でした(投資金の合計は120万円)。そして保有数量は、以下の通り、最終的には金(ゴールド)は約70グラム、プラチナは約194グラムとなりました。
図:積み立てシミュレーション(金・プラチナ価格推移) 単位:円/グラム

出所:楽天証券の金・プラチナ取引のデータをもとに筆者作成